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ガチャ…アタシは事務所に入った

「おはよーございます…ふぁ…」

朝だ！いつもの日だ！

「あ、おはよう。アキちゃん」

「ちーっす。」

「おはよー！！」

皆、もう、起きてる…

『アキ—！おはようニャ—！』

イチゴが飛んできた

「あれ？イチゴ？何で？鳥かごにいるはずじゃ…？」

アタシがビックリの顔で見た

「ああ。僕がルールを変えたんだよ。もう鳥かごは無しってね。」

なーんだ。よかったー。いちいち、鍵で開けるのとかめんどかったんだー

「あ、そうそう。今日、新人くるみたいだよ。」

えぁ？新人？バイト？

「楽しみっすねー」

「だよねー！！」

皆、楽しみにしてる…

「んじゃ、マサさん、その新人ちゃんの猫は？」

「ああ。もちろん用意してるよ。」

いつの間に…

「何処にいるんですか？」

「それは秘密さ。新人君が来たら、新人君に探してもらうよ。」

アタシの時と同じパターンだ。

「んじゃ、猫たちは定置に置いといた方がいいですか？」

「ああ。もちろんさ。さぁ、猫達！定置についてくれ！」

『わかったニャ—』

『仕方がないニャ—』

『何で、やらなきゃいけないんだニャ—』

『ニャハハハ！！わかったニャ！』

皆、コタツの中、棚の後ろ、机の下、ソファの下に隠れた

その時！

コンコン…

来た———！！

「来たか。じゃあ、行ってくるね。」

マサさんが立って、ドアのほうに行った

「わくわくする—！！！」

「ドキドキするっすね。」

「来た来た————！！」

カチャ…

入って来たのは…！