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カチ・カチ・カチ・カチ…

「どうしましょー！！」

「手もとどかないし、どうする事も出来ないっす。」

「あきらめて、死を味わうかい？」

嫌！それは無いでしょ！マサさんや！

カチ・カチ・カチ・カチ・カチ…

「あわわわ！！！」

ミーカはあせっている

「う〜ん…」

アタシは考えた。冷静にするんだ—…

………………………………

「あ。思いついた。」

「何をッすか？」

「何！？」

「何をですか？」

「何を思いついたんだい？アキ君。」

一か八かだけど…

「皆、マサさんの方へ倒れてｗ」

「えええ！？冗談だろ！？アキ君！」

コレも作戦なんだってば！

「何で僕なんだい！？」

「アタシの方だと上手く行く確率が少ないんです＾＾」

「それってアリ！？だって、君って花音ちゃんの事件の時にも、
僕を夜香ちゃんの遊び相手にしてたじゃないか！！」>>36

「だったらここで死にますか？」

「どえ…！？」

アタシはマサさんの返事を無視し…

「じゃあ、行くよー！せーの！」

「えあ！っちょ！まっ…」

へチョ。マサさん押しつぶされちゃったｗ(おい！《マサ》

ガタン！

「え！？何何！？」

イスが倒れた！イスの上にあるボールが転がり落ちて、ポーンと跳ねて行く。

「あ！危ない！爆弾の方にむかってる！」

ポーンポーン。

「いちかばち！お願い！」

ポーン！バン！爆弾にぶつかった！

ピ————————！！！

「うわぁ！」

「ビックリしたッす！」

「何！？」

「うるさいです—！」

「アキ君これ！失敗なんじゃないのか！？」

カチ・カチ・カチ・カチ…プツ！

止まった…

「止まったっす…」

「よかった〜…」

アタシは安心！

「でも、縄はどうするんですか？」

あ、そうだった〜＾＾

「あ、アタシ！爪切り持ってるよ！！コレでいけるかな！？」

「お！ナイスミーカ！たまには役に立つじゃん！」

「たまにって何ー！？」

「はいはい。」

アタシは爪切りで、少しずつ縄を切っていた。

そして！パチン！

「とれたー！！」

「やったすねー！」

「わーい！！」

「自由の身です—！」

「さぁ、猫達を助けに行こう！！」



「はい！！！」