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Re: 猫キャラ探偵事務所☆え!?ガチで参照100突破!? ( No.79 )
日時: 2011/04/29 17:31
名前: 猫未 ◆OkhT76nerU (ID: CFE7lDA5)

「アキ君…アキ君!着いたよ!起きてくれ!」

あり?ここは?飛行機の中だ…

「アキ—着いたっすよ。ほっといていくっすよ。」

「起きて起きてー!!」

「起きてください!」

ムクッ。ここはどこだろ?

「ここはどこですか?」

アタシは目をこすってマサさんの方を見た

「着いたぞー!ハワイに着いたんだ!」

え!?ハワイに着いた系!?

「飛行機に乗ってる途中に寝ちゃったんスよ」

あ、そっか…

寝ちゃってたんだ…アタシ…はははは…

「早く行こう!楽しいぞ—!」

「うぃーす」

「行こ行こ!!」

「ハイッ!アキも行きましょー!」

モカ、元気いっぱいだな〜

「うん。行こ!」




           移動中*∀*




「ここっすか…ホテルって…」

「ホテルなの!?ここ!!」

「和風ですね—」

「ホテルっつうか…旅館?」

アタシ達は宿泊先に着いたけど…ハワイじゃないみたい…

「ここのホテルは…☆☆旅館って言うんだとか…」

マサさんが、地図を見てる

「じゃあ、旅館じゃないですか!!マサさん!」

アタシはつっこんだ。

「そうかも知れないね。とにかく入ろう^^」

とにかくって…この人、頭のネジが抜けてるんじゃ?

ガラガラ…

「すいませーん!予約してた5人なんですけどー!!」

言っても何の返事ナシ。聴こえてくるのは…

人の足音だけ、しかもバタバタ

「はーい!今行きます—!!」

やっと返事が返って来た

遠くから走ってくるのは、着物?みたいなのを着て髪をくくってる女の子!?

「若おかみッすか」

そうみたいw

「今行きまードべッ!」

こけた!目の前でこけましたよ!

「いったた…」

「大丈夫かい?」

マサさんが手をさしのべた

この人、マナ—とかはバッチリなんだけど…頭がね〜…

「あ、ハイ有難うございま…キューン!」

女の子の目がハート!?嘘!?マサさんに惚れた系!?

「あれは惚れたッすね」

「何回も見た—!!」

「まぁ、マサさん顔はいいですもんねー^^」

モカに同感だけど…頭がね〜(しつこいw

「??どうしたんだい?」

マサさんが「?」の様な顔で女の子を見る

女の子はすぐに立ち上がって

「初めましてぇ!私!里奈と申しますぅ!」

ふかぶかとお辞儀wコレは見ものだw

「やぁ、よろしく^^ぼくはマサ。こっちは仲間のアキ君・ユー君・ミーカ君・モカ君だ。」

アタシ達は小さく手を振った

「あら、そうですか。」

しらっとした顔で見る

つ…冷てぇー!!

「もうすぐぅ、おばあちゃんが来るので待っててくださーい♪」

何なんだ…コイツ…

「お待たせしました—。あら、カッコいいお方。後ろの方達も可愛いこと^^」

いそいで来たのは着物?を着た白髪の髪をまとめた優しそうなおばあちゃんだった

「あなたがこの旅館の女将ですか?」

「ええ、来てくださり、有難うございます^^」

「いいえ、あの…部屋はどこでしょうか?」

「ああ!申し訳ございません!では、ついてきて下さ…」

「ハイハァーイ!私が連れて行きまーす!」

里奈ちゃんがわり込みw

「あ…あらそう^^じゃあお願いね。」

「ハーイ!行きましょ♪マサさん♪」

コイツ…

「あ、うん。行こうか」

「お荷物お持ちしまーす♪」

マサさんの荷物を持つ

「あ、有難う。」

「あ、ありがとうございます」

アタシは荷物を差し出した

里奈ちゃんはアタシを無視して歩きだした

おいw

「皆、行こうか。」

「うぃっす。」

「ハーイ!!」

「わかりましたー」

「はーい。」



       部屋まで移動中^^



「ここでございま〜す♪」

アタシ達は止まった

目の前には扉

「あ、ありがとう。」

気が付いてないってすご

「お荷物で〜す♪」

里奈ちゃんは荷物を渡した

「じゃあ、ありがとう^^」

「は〜い♪また後で〜♪」

ガラッ!部屋に入った

里奈ちゃんはニコニコ笑っていたマサさんに向かって手を振っている

アタシもニコニコ顔で手を振ったら

〔なんだよ!この野郎!〕

みたいな顔をして手を振るのをやめた

怖ぇ〜…

マサさんが見たらニコニコ顔で手を振ってる

ピシャンっ!ふ〜…

「いやー。いい子だね^^里奈ちゃんは」

嫌っ!全然!怖い子だよ!

「あ、僕トイレ行ってくるね」

マサさんは部屋を出て行った

「あの里奈ってヤツ、絶対猫かぶってるッすよ」

「うんうん!!!」

「わかります〜!」

「だってさ、マサさんの時はニコニコなのにアタシが手を振ったら
なんだよ!みたいな顔でこっち見てきたもん!」

アタシは言った

「でも、よく見かけるッすよね。マサさんに惚れる女の子見るの。」

「だよねー!!」

「そうなんですかー?」

「そうなの?」

アタシとモカは「?」顔

「だって、この前町歩いた時、マサさんが通った後は女の子は皆、目がハートだったんすよ。
よくあることっす」

「その事にまったく気が付いてないんだよねー!!!」

「そうなの!?まぁ、わかるけど…」

「それほどカッコイイんですよね〜^^」

モカは理解している。良く出来た子だw

まぁ、アタシも最初見た時カッコイイって思ったけど…

それほどは惚れないな〜^^

ガラッ

「ただいま—。皆円に固まって何してるんだい?」

ギクゥ!話聞こえてたかなー!?

「そう言えば皆、何の話してたか聞こえたよ^^」

ええ!?ヤバいかも!

「きゅうりのぬか漬けの話してたんだろう?」

ぬか漬け…あり得ないほどの天然だ…

「そ…そうなんすよー!好きなんスよ—」

「そうだよー!!!ぬか漬けlove!」

「そうなんですー!何味が好きってー!」

きゅうりのぬか漬けに何味は無い!

「そうなんですよー!!!気にしないでください—!!」

「僕も好きだな—あの独特の味が!」

ホッ…

「あ、そうそう。これから、海に行くよ。」

はぁん?

「海に行くよ。早く水着用意して。」

「海っすか?いいすけど…」

「ハワイと言えば海!!行こ!」

「ハワイに来たら海ですよねーw」

「楽しみ—。」