コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: Cherrytree road 〜桜の道〜 ( No.114 )
- 日時: 2011/07/24 22:37
- 名前: ハルナ (ID: HWi2eFEJ)
☆ ☆ ☆
水しぶきが飛び交う、プール内。
「ねぇ、蓮華ちゃん細くない〜?」
「ホントだよ、背もあるのにほっそりしてて。」
莉菜&彩音が褒めたてる。
「ひゅーひゅー!! 蓮華モテモテ♪」
花苗&瑞奈が声を揃えて言う。
瑞奈は蓮華と4年クラスが一緒&よく遊んだことがあるほど仲がよかったらしい。
というわけで私と同じチームに来た。←という言い方もおかしいが。
普段ほめ慣れてない蓮華は顔を真っ赤に染めている。
でも、全て本当。
背は小柄な私より8cmほど高くって、すらりとしたウエストは、男子女子共に憧れの的だろう。
こんな水着姿を男子が見たら思わず興奮—いや、何秒か見つめてしまうだろう。
「まずは…ウォータースライダー行かない?」
「オッケー! みんな、花苗の後に続くぞぉー!!」
「おー♪」
「あれ勢いハンパなくね?」
「超ケツ痛かった;」
「まあまあ、花苗。そんなご下品なことを。ねぇ、蓮華?」
「たしかに!瑞奈ちゃんナイスツッコミ☆」
「よいしょっと! これに、みんなで乗ろう♪」
莉菜が戻ってこないなと思ってたら、いかだみたいなみんなで乗れるやつを担いでやって来た。
それに乗って波にあおられながら、4人で乗った。
丁度先生が来たので、写真を撮ってもらった。
この先は男子禁制!!
☆ ☆ ☆
「脱ぎたくないっ//」
「じゃ、下からね。いっせーのーでだよ?」
入浴前の、女子恒例のいっせーのでが始まった。
みんな、シャツにパンツ一丁という格好から、シャツだけになった。
「次ぃ、シャツ!」
女同士でも、友達に裸を見せるのは恥ずかしいこと。
上半身をタオルで隠しながら、シャツを脱ぎ捨てる。
「さっさと行ってしまおうー!!」
一番乗りに広い浴場のドアを開け、中を駆け足で移動する。
「花苗—! 滑るよ!」
え?と後ろを向こうと横に向きを変えた瞬間、バランスを崩してぶっ転ぶ。
「痛ったぁ—!!」
「ドジめー!」
「ホイ、タオル。」
蓮華の視線が痛い。
実際、見たくて見てるわけじゃないのだろうが・・・;;
「は、恥ずかしい〜//」
「気持ち良いね〜♪」
私がそう言って後ろを向く。
「蓮華ちゃんはスタイルも良くて、おまけに胸まであるんだから羨ましい!!」
「!」
彩音や莉菜が言っている。
こっちを見てる私に対し、
「なーに花苗、あんたはぺチャパイだし〜。」
なーんて言われる。
ムッとしながらも自分の胸を見るが・・・
まっ平らなんだよね(泣
それに比べて蓮華は・・・
うん、言わないでおこう。
「花苗、ウチらは出るよ。」
「ぺ、ぺチャパイって言われた!!」
「別に良いじゃん、本当のことなんだし。」
み、瑞奈まで〜
キィー!!