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Re: おとぎ高校 のんびり部 ( No.7 )
日時: 2011/06/23 18:41
名前: ハナビ (ID: j.y7OH4U)

コメ&読んでくださった方、あざぁぁぁあああっす!(感激
嬉しいの一言に尽きます^^
でわでわ。今日もちゃっちゃと始めま〜す☆



第一話・爆弾のお話。(no,3)




「入りたかないわっ!」

 白雪は、激しく突っこむ。

「なんだよお〜。て・れ・ん・な・よ」

 桃太郎はニヤニヤしながら言う。
 スンは、何が何だかわからないようで、首をかしげている。

「桃……?あんた……。あたしのこと、バカにしてんのかぁぁあああっ!」

「に〜げ〜ろ〜!行くぞ、スン!」

「え?何?何?なんなのっ?」

 桃太郎は、スンを抱き上げ、教室内を駆け回る。
 白雪はそれを追いかけまわす。
 それを、忘れ去られた2人が見ていた。

「姫、爆弾はどこですか?」

「ここ……に……ある……」

 ガシャン!ウィーン、ガシャン!
 ……なぜか、教室内に巨大ロボットが出現していた。
 しかも、ガ○ダ○のような風貌をしている。

「あの〜。色々と問題が山積みかと」

 涼太が控えめに姫に指摘した。

「とくに……問題は……ない……」

 姫はそういうと、巨大ロボットの左足から四角い物体をとりだした。

「爆……弾……」

 姫は、近くにあった机に爆弾を置いた。

「おや。これは、時限爆弾ですね。しかも、あと十五分です」

「……十……五分……」

 2人は、慌てる様子もなく言った。

「十五分っ?やばいじゃない!ほら、桃!スン!こっちに来なさい!」

 白雪は桃太郎とスンを呼び戻した。

「十五分?どーすんの?」

「爆発するの?」

 桃太郎とスンは爆弾をまじまじと見つめる。

「ええ。そのようで」

涼太はメガネを直しながら言った。

「よしっ!俺に任しとけっ!」

 桃太郎は胸をたたき、言った。


 ジュウー。

「あとちょっとだからな。待ってろよ」

「うん!ねえ、これ……焼いたほうがおいしいの?」

「あたりまえだろ。この焼き方が、爆弾の正しい食べ方なんだ」

「わ〜。いいにおい……」

「だよな〜。あとちょっとだからな〜」

「話の内容変だから!爆弾食べるってどうゆうことよ!しかも、焦げたにおいしかしないし!」

 この長いコントに終止符を打ったのは、やはり白雪であった。
 網で焼かれていた爆弾を取り上げる。

「スンなら、味覚が変だからいけると思ったんだよ〜。なあ、スン」

「うん!食べれるよ!僕!」

「やめなさい。あんた、一生この世の土踏めなくなるわよ」

 白雪はスンの頭をなでながら言った。
 そんなことをしていると。


 ガラガラ。扉が開いた。
 そこには……柔道着を着た一人の男性がいた。
 その男性は爆弾を持ち、教室を出て行った。


(((((誰っ?)))))


第一話・爆弾のお話。
完。




これにて第一話は終了です。
なんか、びみょーな感じでごめんなさいっ^^