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Re: 絶対君には恋しない ( No.4 )
日時: 2011/04/01 13:48
名前: とぅいら (ID: x9loXZsD)

第2話 あおいside

私はガクガクと笑うひざに手をやり、下を向いて荒々しく息をする

「大丈夫?なんかスゲーきつそうだけど」

平然と何事もないように彼は私の前にしゃがんで問いかけてきた

「ハァッ...これが、大丈夫に見えますか?」

こんなに走ったのは久しぶりだ。こんなにきつかったっけ?

「あの、もしや俺のせいですか?」

あぁだから私はこの人と関わりたくないのだ。そう、この青井ちずると

この人は女遊びが好きで、簡単に遅刻もして。

私は壁に身をあずけてズルズルと情けなく廊下に座る

「あなたは反省しないのですか?」

私は前々から気になっていたことを思い切って聞いてみる

「え?はっ反省って何を?あ、さっきはごめんって!」

「そうじゃなくて、いつも遅刻したりとかして。たまに授業もサボっちゃってるじゃないですか」

いつもしている事に疑問を抱かれ、驚いていた。がすぐに口を押さえてフッと笑う

「あっはは、へーそんな事気にすんの?面白いね」

「何が面白いって言うんですか?」

つい強く言い返してしまい、慌てて謝ろうとしたときだった

彼は私の前に座ってジッと顔をみて真剣な顔で言った

「俺、君の事好きかも。いや好きだ」

つづく