PR
コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 絶対君には恋しない ( No.7 )
- 日時: 2011/04/01 13:49
- 名前: とぅいら (ID: x9loXZsD)
第3話 あおいside
「————は?」
今の何?え?なんなの?
「そっかー、上村さんにはそんな風に見えてたんだ」
てか何っ?!なんなのさっきの言い方!なんか好きだとかなんだとか
「...可愛いね。そうやってすぐ動揺しちゃってさ、顔も真っ赤」
ニヤニヤと笑いながら私を観察してその感想を述べる
「かっ可愛いとかお世辞を言ったって、ムっ無駄ですからッ///」
やばい、顔が熱くなってる。なんか恥ずかしいしっ///
あーもぉ、なんか情けないな自分...
「んー、あのさ。なんで敬語なの?」
私が恥ずかしくなって下を向いていると今度は向こうから質問が来た
「...教えてあげません」
「えーっ!なんでよっ!ケチぃっ!せっかく可愛い顔してるのにっ」
「よっ余計なお世話ですよ!第一あなたも答えてくれてないじゃないですか」
そうだ、すっかりはぐらかされていた。
「じゃあ答えたら教えてくれるのかよ!」
「答え次第ですけどなるべく答えられるように心がけます」
「わかったよ。教えますよ!」
子供みたいに頬を膨らませ納得がいっていないように一言。
「...振り向いてくれるかなって」
「...何がですか?」
顔を下に向けたまま照れくさそうに頭に手をやり、髪をかいている
「だっだから、前避けられたからこーゆー事したら俺のこと少しは見てくれるかなって///」
顔を上げたかと思うと、顔が赤く染まっていた
私はその言葉にすこし、いやかなり驚いた
つづく
PR