コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 絶対君には恋しない ( No.8 )
日時: 2011/04/01 13:50
名前: とぅいら (ID: x9loXZsD)

第4話 あおいside

「だったら言えばいいじゃないですか」

顔を赤くしたままの彼は目を丸くした

「好きだったら好きだって自分の気持ちを素直に伝えたらどうですか?」

「...言ったんだけどねー。あ、てかなんで敬語なのっ」

あぁ、そいや答えるとか答えないとか言ってたっけ

まぁいいや答えてあげよ。なんか可哀想だし

「あなたが嫌いだから」

「俺は上村が好きだッ」

きた女遊びが好きなやつは大抵こういうことサラッと言う

「もういいですよ、私はそこら辺の女子と同じだと思ってるんでしょ」

私は呆れた様に言うと立ち上がった

「〜ッ!ほんと好きなんだってば!」

「別の人にもそういうこと言ってるんですか」

あ、そろそろ授業終わるかも

「それじゃあ教室戻るので」

そういって私は階段を下りる

次の時間が憂鬱なものとも知らずに

つづく