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夏のせみ 〜君がいた日々〜 ( No.3 )
日時: 2011/03/31 13:58
名前: 舞姫 (ID: bPDqEDL.)

◆第一章◆

「ねぇ翔ちゃん、今年はおんなじクラスに
 なれたらいいね!」

「あぁ、そうだよね!」

俺の名前は水谷翔。今年…とゆうか、
今日から中二。今日は一学期の始業式。

「俺たちも先輩だね…」

となりでそんなこと言ってるのは
追川飛狗。一生はなれらんない心友。

「そういえば飛狗覚えてる?」

「何が?」

「中2の間に絶対彼女作るっていったよね〜」

「うっ…まぁがんばるけどさぁ…」

「ま、俺の方が先にできるにきまってるけどな!」

「え〜〜なんなのそれぇ」

「そんなうるさいやつの彼女になったら鬱になるね」

「翔ちゃんひど〜〜い((泣」

そんなことを言っている間に学校に到着。
とりあえず1年の時のクラスに行くため
二人とも別方向へ。

「じゃ、またな」

「うん!おんなじクラスであえるといいね!」

そして俺は2組の教室へ。

「うっす!」

「おぉ水谷〜」

「ひさしぶり〜」


しばらくの間あっていなかった友達と
会話がはずむ。

キーンコーンカーンコーン

担任がやってきた。

「はい、おはようございます」

「…ざいま〜す」

だらだらとけだるそうな返事が
教室のあちらこちらから帰ってくる。

「今日からみなさんも2年生です。しっかりと……」

お決まりの説教がだらだら続いた後
並んで体育館へ。

そこでも校長などのお説教があり、やっとクラスわけ。

「2年生は全員多目的室へ集合しなさい」

そこにいく途中やっと飛狗に会えた。

「翔ちゃ〜〜ん」

「飛狗〜一年間待ち望んでいた日がついにっ」

「はい、みなさん静かに〜前のクラスごとにならんで
 下さい」

ついにそのときがっ…

前から順番に紙が送られてくる。

(はやくはやく!)

紙が手元に来た瞬間すぐに自分の名前を発見。

(3組か…)

そして飛狗の名前も…

「よっしゃぁ!!!」

と飛狗と同時に大声で叫んでしまってから…

「水谷くん、追川くん」

「は、はい…」

「お静かに」

「すいませんっ」

やっちゃった。