コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- §シンデレラ ( No.9 )
- 日時: 2011/04/01 14:51
- 名前: 祐希 (ID: xJuDA4mk)
【 シンデレラ 】
0時の鐘が鳴ると、この魔法は消えてしまうでしょう?
それならいっそ、誰も好きにならなければいい。
貴方に近付かなければいい。私の存在を消してしまえばいい。
——貴方のその、純粋な瞳に私という存在が映らないようにしてしまえばいい。
そうでしょ? だって、恋してしまったらそれで終わり。
——もう二度と、好きになってもらえない貴方に、恋をしたって悲しくなるだけ。
おとぎ話のあのシンデレラのように、ガラスの靴を落としていけたらいいけれど。
いまの私に、手がかりになるようなものはない。
だから、もう……諦めたいの。
貴方が手に入らないなら、出逢う前に諦めたかったの。
シンデレラのように、——魔法をかけてくれる人もいないから。
諦めたい、諦めたいの。
——それなのに、貴方は諦めさせてもくれないの?
握ったその手は、とても温かい。
私を見てくれる、その瞳も温かい。
貴方なしじゃ、生きられなくするつもり?
『 ごめんね 』なんて、そんな台詞——聞きたくなかった。
出逢う前に、諦めたかったの。
——ほら、どんどん貴方に溺れてく。だから、出逢いたくなかったの。
私と貴方は「姉弟」という、結ばれないもの。
事実が分かるまえに、貴方から離れたかったのに。
もう、遅かったみたいね。
どうやって、この赤い糸を切り離せばいいのかしら。
それすらももう——分からないほどに、貴方を愛してしまっているから。
◇
はい。シンデレラお題でした。意味分からないですね!←
一応設定的なものを説明します。
この2人は姉弟。
でもその事実をとある事情でいままで知らなかったのです。
姉は弟に恋してしまうと分かってて、出逢いたくなかったという。
で、案の定出逢ってしまって、恋してしまう——あわよくば愛してしまってる。
赤い糸というのはまあ、恋の糸とか愛の糸とかそういったものです。
はい、説明しても意味分からなかった方。僕は駄作しか書かないということが身にしみて分かったはず。
では、シンデレラお題でしたっ!
