コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

リバーシブル ( No.8 )
日時: 2011/04/13 20:04
名前: 北野(仮名) (ID: 66DLVFTN)

=第五話=裏返る時(1)

今日五時に部室集合ねー。by伊達

珍しく予告状もきてないのにそんな時間に集合がかかる。
「珍しいな、なんか聞いてないか?」
「さあ、まだ俺らは新入生だから分かんないこともいろいろあるし」
「ていうかなぜあの人紙をテープでベタベタに貼りつけンだよ。
 剥がすのだりーじゃんか」
紫表がてかてかセロテープの光る机と奮闘している。
剥がそうとすればするほどセロテープはぐちゃぐちゃになり、
もっとうっとおしくなる。
「あああぁもおおぉぉぉ!!!!!」
面倒くさくなった紫表は机に水をぶちまけた。
粘着力の落ちたテープは見るも無残にデロンデロンになった。
「悲惨なことになってるね、紫表兄」
図書室から戻って来た基裏は手に何冊かの本を持っている。
ミステリーを始め、コメディやSFなどいろんな種類の本がある。
「・・・お前、何冊借りたんだ?」
「んーと6冊」
「おれなら発狂するな、それ」
医学に関係の無い本は3ページで脱落する治である。
「うーし、授業はじめんぞー」
先生が教室に入ってくる。
会話はそこで止まり、授業が開始した。



〜5時〜   部室内にて

「よいしょ、みんなあつまったわね。」
風邪で休んでいる小島に変わり、伊達がその場をしきる。
これは今日の部室は荒れるな、直感的に紫表はそう思った。
「議題は二つ、一つ目は、新入部員×2!」
さっきからきになっていた壁際に立っていた二人が寄ってくる。
「自己紹介どーぞー」
治が面倒くさそうに言う。
「早乙女沙羅(さおとめ さら)です。
 特技はハッキングで、業界ではファルコ・・」
「ストップ、それ犯罪!てか最後著作権にひっかかりそうだったぞ!」
治が全力で止める。
「元眞代介(げんま だいかい)。よろしく。
 弓道部に兼部している」
前者は名前でわかる通り女子、二人目は男子である。

「OK、じゃ、議題2つ目、いや実は紫表君が入ってから
 私達はなんかパッとしないから、この辺で名誉卍か・・」
「ちょっとタイム!!また著作権引っかかりそう!」
今度は紫表が止める。なんだ?今日は著作権無視の日か?
「何だ今日は?新入生はファ○コンとか言おうとしたり、
 先輩は卍(ばん)○いとか言おうとするし・・」
 今紫表が感じたことをそっくりそのまま治が言う。
「えっ、何?鷹がどうしたの?それにば○かいって何?」
普段全くマンガを読まない基裏が顔に??を浮かべる。
「知らんでいい知らんでいい」
とりあえず、話を元に戻そう、紫表はそれだけを考えていた。
「話もどそっか、名誉挽回のため、みんなでやろうと思うことがある」
みんな、先輩の話に耳を傾ける。
「それはね・・・」

おっと今日はここまで!               続く

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笑いがとれねえ・・・・・・・・・・


沙羅さんの紹介

6月23日生まれ

A型

好物   鶏肉

嫌いなもの  辛いもの




代介君の紹介

11月22日生まれ

A型

好物  特になし

嫌いなもの   いろいろ


こんなとこっすかねぇ〜