コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: †妄想プリンセス×意地悪プリンス† ( No.10 )
- 日時: 2011/05/19 16:17
- 名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: 2romsaeA)
- 参照: タネタイ…(゜ω゜)ノプリン (`×´)ダメ!
第6羽 はぃい!?
私は・・・何故、床にはいつくばって泣いているのだろうか。
ことの起こりは10分前に至る。
〜〜10分前〜〜
ガチャ
私は普通に寮室に入る。
でも、そこは悪魔の魔宮だった。
「美・・陽さん?」
なんで美陽さんが私の部屋に?
「あn「はい?」
笑顔でたずねてくる美陽さん。
「なんでこの部屋に?」
「私もこの学校へ行くことになったんです!」
「ふ〜〜ん・・麻美は?」
「夜島さんは隣の部屋へ移られました。
とでも言っておきましょう。」
「なんで!?」
とたんに美陽さんは口調を変え、
「女子寮に男が居るのなんて知られちゃまずいだろ?」
「は・・・
はぃい!?」
美陽さんて・・男!?
あんな愛らしい格好をしてらっしゃるのに!
ああ・・私は男に騙されていたの?
騙しても手に入れたいほど私は美人なのか・・な?
「一人で自己満足に浸ってんじゃねーよ。
俺の本名はお前も知ってるはずだ。
同じクラスだからな。」
「う〜〜ん・・・川村くん?
それとも義雄くん?」
「はずれ。」
その顔があまりにも雫に似てた。
一瞬 雫じゃないか。思った。
ううん、そんなことないよね!
こんな庶民の部屋に王子が居るはずないもん!
「・・・・・」
「お前、もう分かってるだろ。
でもおかしいと思ってるな。」
「まさか!
雫なわけないよね?
アハハ、あるわけなi「そうだ。」
パリ------------------------------ン・・・
回想終わり
で、泣いているのだ。
「男がこの寮に居ることバラしてやる!
なんでこんなめに・・。」
「お姫様とお嬢様。
皆が信じるのはどちらだ?」
「王子様じゃないの!!」
あ〜あ・・・白馬の王子なんて甘かったわ。
結局現れたのは意地悪な王子だもの・・。
大体こんな奴はブタで十分なのよ!
白馬なんてもってるはずない!
(フン、城に帰ればあるさ。)
何 人の心の中覗いてんのよ!
って言ってる私ものぞけてるし・・。
どうなってるの!?
「ハハハハハ・・・。
帰れ。
白馬に乗って出直せ・・。
私の理想の姿で帰って来い・・。」
「おい、そういうことだから【あれ】を出せ。」
とたんに上から衣装がいっぱい落ちてきた。
「ほらよ。」
雫の姿は私の理想にソックリだった。
『ドキ・・』
に、似合いすぎる・・。
「どーーだ?」
「うん・・・理想だよ・・。
このまま駆け落ちを・・・。」
鼻血をドバドバ出しながら言ってしまう。
「はぁ?
俺、お前好みじゃないし。
庶民だし可愛くないし勉強出来ないし、それにノンストップ妄想娘だ。
昨日の授業のときもノートに血が飛び散ってたぞ。」
「え!?
嘘・・。
きずかなかった・・。」
「ニヤニヤ笑いながらそのまま本気寝してた。
あの顔の気持ち悪いことといったら・・もう・・・。
この世のものとは思えなかったぜ。
あ〜あ・・死人の顔じゃねえのk「それ以上言わないで下さい。
私が悪うございました。
二度と文句は言いません。」
「こんどあれしたら侮辱罪で囚人だ!」
「それだけはぁ・・・。
貴方に一生服従しますからぁ・・。」
「じゃあ、服従の印をくれ。
う〜〜ん、そだな。
ひざまづいて俺の靴に口づけろ。」