コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: †妄想プリンセス×女装腹黒プリンス† ( No.110 )
- 日時: 2011/06/29 17:12
- 名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: D1V3wC8j)
- 参照: 宿題をしてくれて金をくれるロボットに出会いたい。と日常思っている汽水
第54羽 雫争奪戦! —料理編—
「だいいっかいせーん・・・」
「はじまるよ〜・・・。」
「うわ! こいつらやる気ねえ・・・。」
「第一回戦は基礎中の基礎。料理対決です!
判定員が試食します!」
「え・・・」
「作る料理は・・・まあ・・・カレー?」
「なんで疑問系・・・。」
「調理台」
「料理ならあたし、得意分野よ!」
「ちっちっち・・問題は味だけじゃありません!
愛とパフォーマンスが求められます!!」
あ、愛なら負けない!
でも・・パフォーマンスって何・・?
「パフォーマンスって何ですか?」
「紅葉さん、それはですね。
自分の考えるパフォーマンスをすればいいのです!」
あ! じゃあ・・・秘密兵器を出そう!!
「スタートです!」
笛が鳴る。
「はあ!」
まりあさんが華麗に野菜を宙で切っていく。
それがカレーに投入されていく。
「どうよ! 藤原 紅葉!」
「・・・まだまだですね・・・。」
「何!?」
「はああ!」
飛び跳ね、秘密兵器【日本刀】を取り出す。
野菜や肉を放り投げ、切るッッ!
形は勿論、ハート☆
「はああ!!」
秘密兵器Ⅱ! 『蛙干し』&『トカゲの尻尾』
秘密兵器だから秘密で入れる。
その他にも色々・・・あ、猿の肝も入れよ。
「ぐぬぬぬ・・負けないわ!」
まりあさん・・人参やジャガイモでで何してるんだろ・・・。
—出来上がり—
「「出来たァ!」」
「ああ・・・なんか良いにおい・・ですね・・。」
「まりあさんは辛口 紅葉さんは中辛ですかね・・。」
「どの辛さを選ぶかによって点数も変わってきますからね・・」
「それでは試食タイムです!
じゃあ、まずまりあさんのから!」
サッ とまりあがカレーをよそう。
「どうぞ、召し上がれ♪」
「「いただきまーす!!」」 「いただきます・・」
パクッ
「美味すぎるゥゥゥ・・・。」
「辛さと野菜の甘みの絶妙なハーモニー!!」
「普通。」
「な、なんと!?
人参やジャガイモに雫さんの顔が!!」
「愛の証拠です!」
「じゃあお次は紅葉さん!」
「はーい!!」
あれ・・ご飯が炊けてないぞ・・?
タイマー入れるの・・忘れた?
こうなったら水を入れてカレースープってことにしよう!
「はい、どうぞ♪」
「お、これはカレースープのようですね。」
「では、いただきます!」
パクッ
…………
「・・・・・・!」
汽水、口を押さえてトイレへ走る。
「…………」チーン
翡翠、ノックアウト。
「なんだこれ・・・蛙?」
雫、何とか持ちこたえる。
「ゲー・・」
汽水、げんなりして帰ってくる。
「気、気をとりなおして・・・愛はどこにある・・んですか?」
「愛って・・・気持ちじゃない。」
「あ、はい。では・・判定を。」
「「「まりあ派」」」
「やっぱり?」
「うえーん!!」
「じゃあ第二回戦いきますよ!」