コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: †妄想プリンセス×女装腹黒プリンス† ( No.114 )
- 日時: 2011/07/01 22:36
- 名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: D1V3wC8j)
- 参照: 宿題をしてくれて金をくれるロボットに出会いたい。と日常思っている汽水
第58羽 二年生
春休みも終わり、私は——念願の2年生になりました!
新学期にはなんと! お花見大会もあるので楽しみです!
でも、一つだけ嫌なことがあります。
それはクラス替えです。
雫や麻美、それに檸檬とも離れてしまうかもなのです。
そしたら、もう接点は無くなる・・・。と言いたいけど同じ部屋に居るわけで。
「あーあ・・・」
雫だって美陽と教室別れたら嫌だろうなあ・・・。
私はドキドキしながら教室発表を見に行った。
ところが——・・・。
「わ、私は万年156cmの女だった・・」
うちの学校の平均身長はなんと165。
女子だけでだよ!?
「紅葉ちゃん!」
「あ、麻美!」
「相変わらずちっこいわね。」
「罵りはやめろ。」
「私が見てあげるー(ハート)」
しばらく時間が経った頃——・・。
「はあはあ・・私達、同じクラスだよ! 2−B」
「わー!」
「来往君は!?」
「あ、ごめんなさい。見てくるの忘れて・・。」
「教室に行けば分かるよ。」
「そうですわね、では向かいましょう。」
—2−B—
「来往君・・・は?」
「ああ、うん。あそこに人ごみできてるから多分あそこ。」
良かった・・同じクラスだ!
「キャーー! 雫様あああ!」
「あ、檸檬!」
あっという間に檸檬は人ごみに混じってしまった。
「あー・・・麻美、席どこにする?」
「じゃあ窓際・・。」
「okok!」
一番後ろだったら・・・雫をゆっくり観賞できるでしょ♪
ニヤリ
「紅葉・・ちゃん!?」
「あ、ゴメン。」
窓際に座って、私は語り始めた。
カッコイイ描写がかかっているが、ただのくだらない雑談である。
「部活何にする?」
今年こそ部活に入るのだ。
「私は家庭科クラブ・・。」
「そっか」
私は裁縫や料理は大の苦手なのでそういう類いのものには極力近づかない。
「私は・・・うーん・・・。」
「紅葉ちゃんは音楽好きなんだよね?」
「あ、うん。
聞くのも奏でるのも歌うのも好きだよ。」
「だったら吹奏楽部とかコーラス部とかがあるよ。
音楽系。」
「でも吹奏楽部って人数多いから無理でしょ。
コーラスは歌がある程度上手くなきゃ・・。」
作者「(上手いくせに・・)」 麻美「(超上手いと思うけど・・・。)」
「まあ・・コーラスにでも見学に行ってくるか。」
「そうだね。」
—入学式終了—