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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: †妄想プリンセス×女装腹黒プリンス† ( No.120 )
- 日時: 2011/07/05 22:31
- 名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: D1V3wC8j)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=bPpUkRVQl44
第62羽 第一次! —予選—
「そろそろ・・6時ね。行きましょう。」
「はい!」
—会場—
「うわあ・・」
会場は人で溢れかえっていた。
「ど、どうしよう・・」
「大丈夫よ! もみるんは凄く歌、上手いもん!」
「……どうも」
恥ずかしいので俯いた。
「エントリーナンバー1番、来てください」
「よ、呼ばれ始めた・・」
私は13、13……。
—30分後—
「みんな・・上手いよう・・・」
次は・・なんと私なのです。
今すぐこの場から逃げ出したいのです。
「エントリーナンバー13番、来てください」
うわ……期待されてない・・。
逃げたい・・。
それでも私は勇気をふりしぼって台に上った。
審査員の目が、こりゃあ駄目だ。と言っているみたい。
でも、負けない!
「え、え、エントリーナンビャー・・13・・番」
噛んだあああ!!
クスクス・・
どこからか笑い声。
「歌う曲は・・『ずっと、ずっと……』です!」参照をクリックして下さい。
出会いはきっと春風に誘われて 君の名前を繰り返してた。
半そでのまま追いかけた夏の午後 一緒に見てる夜空恋花火
—歌い終わり—
審査員一同「…………」
審査員さんが口をアングリ開けて、呆然としている。
パチパチ・・
どこからか拍手。
パチパチパチパチ・・・
どんどん大きくなっていく。
「超上手い!」
「え・・・?」
「君みたいな子・・・見た事が無い・・」
「第二次決定よ!」
ポカーン・・
私が愕然としていると、エントリーナンバー14の人が睨んできた。
「ご、ごめんなさい……すぐ下がります・・」
私、やったのか・・な?
頑張れたのかな・・?
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