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第16羽　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これって一応　恋・・なのかな？ｂｙ紅葉

秀才君の教室の前はさすがに人がいっぱい居た。

でも、私はなんとか人の波を乗り越え、秀才君のところに辿り着いた。

「あのぉ・・」

「何？」

ひゃー！

振り向いた！！

カッコいいな〜〜＾＾

・・でも雫の方がカッコよくない？

でも雫は性格悪いからパスだ。

この人　性格も良さそうだし！

「貴方のお名前は？」

「え・・。

　ああ、名前か。

　川村　疾風」

な、名前もステキ〜〜！

でも、なんで最初怖い顔になったんだろ・・。

ま、いいか！

それより・・・

「べ、べべべべ・・勉強教えてもらえませんか？」

「いいけど順番があるからね。

　はい、番号札。」

そこには18番と書かれていた。

さすが人気者は違うなあ・・。

あれ、でも雫も勉強出来るじゃん。

なんで教えてもらわないんだろ。

って・・あれ！？

私　なんで雫のことばっかり考えてるの！？

雫の方がカッコいい(美しい)とか賢いとか・・。

「じゃあ3日後の夜に実習室でね。」

「あ、はい！！」

ああ・・・川村先輩・・カッコいいな・・。

これって・・一目惚れってやつ？

妄想の中だと『一目見ただけで貴方に対して恋心がメラメラと燃え上がった。

それ以来貴方しか見えない。』

あまりの強い思いに視界全体が光の嵐

「うん！それいい！」

今度勉強教えてもらうときのシュチュエーション&話題&落とし方考えとこう！

この『★☆男の気持ち100☆★〜秀才の落とし方〜』でね！

作者[なんつー本読んでるんだよ・・]