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Re: †妄想プリンセス×意地悪プリンス† ( No.3 )
日時: 2011/07/07 16:13
名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: D1V3wC8j)

第1話                             運命の人を探せ!!

ある少女が学園の前に立っていました。

少女は透明の水晶を握り締め、迷いのない眼差しで学園を見つめています。

「ここがエナメール学園・・・か。」

私はエナメール学園というところの前に立っている 編入生だ。

名前は藤原 紅葉(フジワラ モミジ)

エナメール学園は白いお城風の(古風?)の建物だ。

寮が見える。寮の上には金色の十字架が着いている

。ちなみにこの学園は寮か自宅通学かどちらでもいい。

私は寮に入る。

この学園で私は絶対【3次元】の運命の人を見つける。

実は・・・・ 妄想爆発少女なんだよね・・・私。

でも、頑張って隠さなくちゃ!

「運命の人、見つけます!

 お空から見守っていてくださいね〜〜!

 お母様!」

余談だけど私は 今まで100以上の学園へ行った。

でも見つけられなかった。

何故かって?

妄想では超好みのタイプ作れるけど、現実には居ない。

いや、要するに面食いなのであるが・・。

「あの・・・」

「・・・・・!!」

私の前に立っていたのは超超美人の子だった。

どのへんが美人かは長いから説明出来ない!!

てっとりばやく言うと見た目がものすごく好み!!

作者(説明します、紅葉は百合ではありませんが、運命の相手は男でも女でもいいらしいです。

   紅葉の好きな人決めの点

   Ⅰ 顔
   Ⅱ 性格
   Ⅲ 運動神経

「あ・・・あにょ・・・」

「見かけない方ですわね。

 編入生かしら?」

「あ、はい!!
 
 藤原 紅葉です!」

「わたくしは美陽ミヨと申します。」

美陽さんかぁ・・・名前も可愛いな・・・。苗字・・なんで教えてくれなかったんだろ・・。

落ち着いたから美陽さんの説明をするね。

美陽さんは深緑の髪でを横で一つに縛っている。

金色の瞳・・・なんて綺麗なの・・。

もう! 最高!

天国のお母様、紅葉はさっそく運命の人に出会いました。

「では、これで。」

「あの・・・そっちは男子の寮ですよ?」

「・・・・・」

「美陽・・・さん?」

(小声)「俺は美陽じゃねぇ・・・。」

あれ・・・美陽さん・・・今・・・・


                       男言葉使いました?

「使っていませんよ、紅葉さん^^」

な、なんで心の中の言葉が分かった?

「あとは寮長先生に伺ってくださいね。」

「はい!!
 
 美陽さん、また会いましょう!!」

「ええ。」

ああ・・・後ろ姿も優雅だ・・・。

これだから変態癖は治らないのか・・・。

「藤原さん?」

「あ、寮長先生ですか?」

「はい!

 今から寮室へ連れて行くので着いてきてくださいね。」

「はい!!」

ルームメイトは誰かな〜〜〜♪

「ここが部屋ですよ〜。」

カチャ

私は部屋のドアを開けた。

そこにはルームメイトらしき一人の女の子が居た。

「誰です・・・か?」

「その・・・ルームメイトになる藤原 紅葉です。

 よろしくお願いします!!」

「あたしは夜島 麻美(ヨジマ アサミ)です。

 よろしくね!!」

「は〜〜い、明日から学校生活ですから学園内を案内してあげてください。」

「はい!分かりました^^」

ガチャン・・・

寮長先生が部屋のドアを閉めた。

「麻美・・・でいい?」

「うん!」

「美陽さんって知ってる?」

「会ったの!?」

麻美が驚いた表情をしている。

そんなに珍しいことなのだろうか。

「美陽さんはこの学園のアイドルみたいなものだよ。

 でもこの学園には通ってないんじゃないかな・・・」

じゃあ・・・じゃあ・・・私に会いに来てくれたとか?

うへへ〜〜〜・・。

「そんでね、凄くモテるよ。

 歩いただけで皆振り返るとか・・・。」

「ふぅん」

「でもね・・・こんな噂があるの。

 美陽は実は男でこの学園に通ってる。って・・・

 美陽は女装した姿だってこと。」

「!?」

じゃあ・・・私の初恋はどうなるのよ!

あ、でも・・・男でも見た目変わってなければokだ・・・。

「んじゃ、そろそろ案内するね。」

「うん!!」

天国のお母様

私は美陽さんが仮の姿だとしても私は構いません。

今度は美陽さんの本当の姿を見つけます。