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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: †妄想プリンセス×意地悪プリンス† オリキャラ3名募集中! ( No.30 )
- 日時: 2011/05/12 22:01
- 名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: 2romsaeA)
- 参照: タネタイ…(゜ω゜)ノプリン (`×´)ダメ!
第17羽 なんか嬉しくないな
「ね〜雫聞いてよ〜。
川村先輩に勉強教えてもらうんだあ〜〜!
3日後の夜〜^^」
「そうか、よかったな。
運命の人かも知れないもんな。」
あれ?
やけに素直だな・・。
「でもなんでだろうね。
雫は勉強出来るのに誰も教えて。って言わないし。」
「それは俺が女と話さないからだ。」
じゃあ、なんで私とはいっぱい話すのよ。
雫の中で私の存在って何?
私は雫の特別な人になったの?
ん〜〜ま〜〜それはないか。
「ふ〜ん」
雫はこっちをチラ見して、また机に向かった。
「さて。」
私も勉強しよ。
「なんで教えてもらうのに勉強するんだ」
「そりゃー私は教えてもらっても出来ないからね。
あ・・・ここ分かんない・・」
「・・・教えてやるよ」
「・・・・!?」
「そんなあからさまに驚いた顔するな。」
「だ、だって・・」
なんでそんなに優しいのよ。
いつもは意地悪なくせに。
なんだか---------------------
「いいよ、やっぱり。
後で麻美に訊くし。」
素直に教えて。って言えない。
つい冷たくなる。
「雫なんかに教えてもらったら違うことを教えるかもしれないし。」
違う、そんなこと言いたいんじゃない。
ただ、言葉にならないの。
心のどこかにひっかかってるこの気持ちは何?
「は〜・・・
川村先輩・・」
その言葉を発した時、雫はなんだか儚げな顔をした。
少し寂しそうだった。
なんだか私にも分からないの。
今は川村先輩のことより、雫のことを考えたいの。
「ぇっと・・
なんかゴメン」
もう考えないでおこう。
私は川村先輩に告白しなきゃいけないの。
なんだか知らないけど、今雫のこと考えてたら何を口走るか分からないもん。
「別に」
さあて・・・勉強の続きしよ。
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