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Re: †妄想プリンセス×意地悪プリンス† ( No.4 )
日時: 2011/04/15 17:12
名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: sEySjxoq)

第2話                         2人目の運命の人

それから1日たった。

私は1−Fの教室の前に立っている。

「藤原さん、入って。」

中から先生の声がする。

入っていこうにも緊張で手が震えるのだ。



私は決意を固めて、教室のドアを開けた。

ガラガラガラッ

みんなの視線がいっせいにこちらへ向く。

「編入生の藤原 紅葉ちゃんよ。

 紅葉ちゃん、自己紹介してくれる?」

「はい・・・・・・

 え〜〜と・・・

 藤原 紅葉です。趣味は読書とか絵を描くことです。」

・・・・後 妄想。

「みなさん、仲良くしてください。」

ペコリ とお辞儀をする。

「それでは紅葉ちゃん、麻美ちゃんと雫君の間に座って。」

先生が指を指している方向には麻美が居た。

雫っていう人は寝ているので顔が見えない。

「コラッ 雫君、起きなさ〜〜い!!」

「・・・・はい。」

・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!

美陽さんに続いてめちゃくちゃ顔が好みだぁ・・・。

天国のお母様

この学園はハーレム状態です。

これもお母様が見守っていてくれるからです・・・。

「も・・・もみじ・・・紅葉ちゃん?」

「ハッ

 あ〜〜分かりました!!」

そそくさと席に着く。

すると、麻美が声をかけてきた。

「紅葉ちゃん・・・最悪な席になったね。」

「なんで?」

「来往君、モテるから紅葉 女子にいじめられるかもしんないし。」

「平気だもん。」

雫が守ってくれたりする展開にならないかな〜☆

もしなったら私は死んでも構いません。

ならなくても私はお嬢様だしね。

護衛を・・・・・・・・・・・・・・ん?

ちょっとまてよ?

護衛呼んだら雫が助けてくれなくない?

んーまーそれもヤダな。

じゃあどうすれば・・・。

あ!!そうだ!!

雫の後ろに隠れりゃいいじゃん!!

いいアイデア!!!

そーなったら〜〜そうなったら〜〜〜♪

「も、紅葉・・・ちゃん?」

麻美が不審な目で見ていたことなんて私は気にしなかった。

だってノンストップ妄想だもの。

(にんじんだものを今日見ました。)←知ってる人いるかな?

「ウヘヘヘヘヘ・・・」

天国のお母様

私はきっとこの雫が運命の人でしょう。

でも美陽さんも捨てがたいですね。

この二人が同一人物だったら良いのに!!

お母様、なんとか二人を同一人物にしてくれませんか?

母(それは出来ないなぁ。

  だって二人は・・・・だから。)