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Re: †妄想プリンセス×意地悪プリンス†  ( No.49 )
日時: 2011/05/18 16:42
名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: 2romsaeA)
参照: タネタイ…(゜ω゜)ノお菓子  (`×´)ダメ!

第24羽                            恋する花嫁

「ん〜〜朝だぁ・・・。」

昨日は・・・・・色々あったなぁ。

うん、色々///

「紅葉!!」

突然叔父様が入ってくる。

「ど、どうしたんですか!?

 朝5時ですよ!!??」

「結婚式、今日だからな。」

「・・・・!!」←言葉にならない悲鳴2

「支度しろ〜〜。」

ちょ、ちょっと待って!!

私には好きな人がッッ!

「白が待ってるぞ。

 ヴェラルリア王国へ行くんだ。」

「!?」

「ホラ、早く!」

「へ、へ〜〜い・・。」

とりあえずいつものツインテールをツーサイドアップにする。

いつもは着ないような赤と白のドレスを着た。

後は・・・

「お母様・・助けて・・。」

お母様に貰った、中心に水晶がついたロザリオ。

「支度出来たか〜〜!

 行くぞ〜!」

天国のお母様

私 どうなるんですか。

別の好きな人が居るままで結婚したくなんかありません。

私がけ、け、け・・結婚したいのは-------・・・

「うぅうッッ!!」

想像してまた鼻血が出てくる。

床が血でいっぱいだ。

「おい!」

「い``・・・いばいぎあず。」

〜〜〜ヴェラルリア王国

「うへぇ・・・」

宮殿の前に紅葉が居た。

紅葉は驚きで言葉も出ないようだ。

「で、で・・でかい・・。」

私の心にはその3文字しか浮かばなかった。

「も・・・もみ・・・紅葉・・紅葉さん!!」

「はぁい!?」

「どうしたんですか?」

「いえ・・なんか・・・想像してたよりも大きくて驚いただけです。」

顔が引きつる。

エヘラエヘラと苦笑いを浮かべる。

「入りましょうか。」

「・・・」

白さんに手を引かれ、無理矢理宮殿に入らされる。

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「貴方が藤原さん?」

「は、はい!!」

「うふふ・・可愛い子ね。

 白を宜しく。」

いえ、私 結婚する気ありませんから。

でも・・言えないよ。そんなこと。

「弟は日本に居るから会えないけど・・。

 顔は知ってるわよね?」

「はい・・。」

と、いうかルームメイトですぅ・・。

女装癖変態意地悪男だ。

でも・・・

「無愛想でしょ?」

そうですけど・・・私は・・・・

「でも、優しいところもあるから。

 仲良くしてやってね」

たまに優しいところが------好きだから。

「じゃあ、クリス(誰?)。

 結婚式の用意を。」

「畏まりました。マダム。

 紅葉様 こちらへ。」

「え・・!?

 まだ言いことがあるんです・・ッッ!」

「はいはい、恥ずかしいんでしょ?

 大丈夫よ、すぐ終わるから。」

「ちが・・ッ!」

クリスに強引に部屋を押し出される。

「クリス・・・」

「紅葉様。」

無表情でクリスが言う。

「結婚したくないなら言うべきですよ。

 貴女は他に好意を抱いている人が居るんでしょう?」

「え・・・・?」

何で・・分かるの。

「お相手は・・そうですね。

 シズク様でしょうか。」

!?

なんで分かるのよぉ!!

「顔に書いてあります。ちゃーんと、ね。」

「クリスって超能力者?」

「そんなことどうでもいいのです。

 結婚など断って日本へお帰りください。

 ハク様が汚れます。この変態女。」

「・・・もしかしてェェ〜・・。
 
 クリス 白が好きなの?」

「な・・何をおっしゃいますか///

 私のような身分がハク様を・・・。」

「好きなんだぁ・・?」

「///」

「ふぅん、そっかぁ・・。」

この可愛い奴をいじり倒して楽しむのも良いけど・・。

「クリス、私 断って日本へ帰るよ。

 だからクリスも頑張って!」

「今 Sっ気出ましたね。」