コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: †妄想プリンセス×意地悪プリンス†  ( No.59 )
日時: 2011/05/19 23:53
名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: 2romsaeA)
参照: タネタイ…(゜ω゜)ノお菓子  (`×´)ダメ!

第27羽                           編入生 菅原 紅美

「今日は転校生を紹介するわよー。」

先生が言う。

「菅原さん、入って。」

「はい。」

綺麗な声が聞こえてくる。

扉が開いて、入ってきたのはロングの髪にリボンのついた美人の女の子だった。

「菅原さん、自己紹介して?」

「・・・・」

「菅原さん?」

「え・・・あーー何言いました?」

なんかボケーッとしてる子だなあ。

隣の雫は相変わらず寝てるし・・。

起こしてあげよ。

小声「雫、雫・・。」

「んァ〜?」

小声「編入生だよ、起きて。」

「ヤダ。」

その間にも菅原さんは自己紹介をする。

「菅原 紅美。

 ボーッとするのが趣味。」

みごとに棒読み。

凄いね・・。クリス並に。

「じゃあ・・・英さんの隣。」

その時隣の麻美を見ると、不機嫌そうな顔をしていた。

「はい。」

菅原さんがそれに応えると、席についた。

ちゅーだん!!
 

Re: †妄想プリンセス×意地悪プリンス†  ( No.60 )
日時: 2011/05/20 16:59
名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: 2romsaeA)
参照: タネタイ…(゜ω゜)ノお菓子  (`×´)ダメ!

続き

「麻美・・?」

話しかけてみる。

「何?」

どうしたんだろう。

なんで不機嫌なんだろう。

もしくは私の勘違いなのか。

「もしかして機嫌悪い?」

麻美は一瞬ヤバイという顔をしたが、すぐさま笑顔になり、

「何でもない^^」

と答えた。

やっぱり私の勘違いだったんだ。

あの天使が不機嫌な顔するはずない。

「ふ〜ん・・」

でも、

「何かあったら言ってね?」

心配だよ。

「友達だから。」

そう! それが言いたかったの!!

「頼りにしてるよ。」

「うん!」

なんか----------ね?

〜〜〜放課後

「菅原さん♪」

「・・・」

うわ、やっぱり無表情だ。

でも負けないもん!

「一緒に帰ろ?」

「・・・・うん。」

〜〜〜下校中

「菅原さんは自宅通学だよね・・?」

「そうだけど。」

「私は寮なの。」

「へえ」

「・・・もぅッ!

 そんなに楽しくない!?」

「・・・・」

ヤバイ、言っちまった。

「「…………」」

沈黙が続いた。

「----------------あ。」

「?」

私が後ろを振り向くと、その瞬間に後ろにバッと何かが乗ってきた。

「!?」

「元気で明るい 紅美様登場だぜェ!!」

「!?」

「何?

 私が怖いのぉ??」

--------------いえ。

「紅美様を怖いとは礼儀知らずな!!

 紅葉って名前だから一文字名前同じなのに〜!」

読み方は違うじゃん。

『もみ』と『く』じゃん。

「・・・・?」

あれ、元気さがなくなった。

「私 こっちだから。

 さよなら。」

あれ!?

元に戻った!?

「さっきはゴメン。

 私のノリが間違っていたことを訂正する。」

訂正しなくていいと思うよ。

それだけで十分芸能界には通用するよ!!

紅葉ちゃん、何でそんなことになってるの?