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Re: †妄想プリンセス×女装腹黒プリンス†  ( No.70 )
日時: 2011/05/23 22:39
名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: 2romsaeA)
参照: 夢みれば絶対叶うよ! きっと未来は明るいね☆

番外編                  麻美の恋物語   麻美SIDE


なんて美しいのだろう。

ああ、もう貴方のことを考えると暴走せずにはいられない。

だから貴方の隣に誰か居ると嫉妬してしまう。

もう--------・・・。

「は・な・ぶ・さ君♪」

ほら、また英君に気がある女子が。

隠れモテタイプ?

かくゆう私も英君に恋する一人なのだけど。

「紅美ちゃんはいいな・・。

 隣で。

 紅葉ちゃんもいいな・・。

 いつも明るくて元気で、裏表がなさそうで。」

ああゆう人がモテるの?

私はいつだって猫かぶり。

人前に自分を出すのが怖い。

きずいてきた自分を壊したくないの。

「麻美〜!」

こんな私でも話しかけてくれる人が居る。

元ルームメイト 紅葉ちゃん。

私の憧れの人。

「ねぇ、誰見てるの?

 好きな人でも居るの?」

「い、いきなりそれ!?」

聞きたいことを直球で聞く。

いつもマシンガントークだなぁ・・紅葉ちゃんは。

「ぇと・・いるには・・居る・・けど。」

「え〜! 誰!? 誰!?」

「・・・は」

「は?」

「英君・・。」

「ふ〜〜ん・・」

それから紅葉ちゃんは考えるような表情をして、顔を真っ赤にして走っていってしまった。

一瞬だったけど鼻血出してたのが見えた。

いったい何を想像したのでしょうか。

「あの・・夜島さん。」

この声・・。

嘘・・・。

「ここの問題の解き方教えて欲しいんだけど・・。」

「え・・?

 な、なんで?

 他の人に頼めば良いじゃない。」

な、何言ってるの! 私の馬鹿!!

恥ずかしさをクールさで誤魔化したわね!

「・・・・」

英君は少し残念そうな顔をした。

「じゃあ・・いいよ。
 
 来往君に教えてもらう。」

「うん。」

待て麻美!

一生に一度あるかないかの大チャンスなのよ!?

「ま・・!」

「来往君、この問題の解き方〜〜教えて?」

「じゃあトロトロ歩いてないでさっさと来い。

 休み時間がパーになっちまう。」

「え! ここ教えてもらうの!?

 じゃあついでに私も教えて〜!」

「藤原さんばっかりズルイ!
 
 あたしだって・・!」

紅葉ちゃんと檸檬ちゃん。

なんかケンカばっかりけど仲良しさんに見える☆

「割り込みは禁止!」

「これ以上集まるなぁ!」

「ギャア-------!!!

 つぶれる!!」

あ〜あ・・私もあんな風になりたい。

元気で明るくて皆に好かれてて優しい人に。

でも、私にはなれない。

なりたくても------------なれない。
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後書き

ついに麻美編キタァァ!!
ずっと書きたかったんですよ!

まあ、何故これを本編にしなかったんだ。という質問にお答えしよう←誰も聞いてねえよ。

本編にすると紅葉と雫の出番が極端に減ります。
一応ヒロインなのに・・(男はなんていうの? ヒーロー?)

英君の影は薄くてもいいの!
この二人は番外編で十分やっていける!

・・・と思っただけです。ええ。

紅葉とか他人にどう思われてるかとか・・書きたいんですけど目線変えると書くのが難しい!
特に男性の目線って分からない・・。

一応 僕女ですので〜←
では ノシ