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Re: †妄想プリンセス×意地悪プリンス† ( No.8 )
日時: 2011/04/19 21:41
名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: sEySjxoq)
参照: タネタイ…(゜ω゜)ノプリン  (`×´)ダメ!

第4羽                           テストで高感度upだ! Ⅱ

「・・・・・グゥ。」

(ナレーション入ります。)

紅葉は夜2時、寝てしまいました。

勿論仮眠ではなく、本気寝です。

さて、紅葉は起きることが出来るのでしょうか?

「グゥ・・・・・」

(紅葉の夢の中)

「お、お母様!?

 ず、ずっとお会いしたかったんです!!」

『来てはいけないわ!』

「なぜです?」

私は泣き顔で尋ねた。

『ここへ来れば貴方は運命の恋をする前に死んでしまう。

 そんなのいけないわ!』

「運命の恋はもう見つけました!!」

『そんなの私の遺言を守りたいだけの偽りの恋じゃないの!?

 本気で好きなんかじゃないと思うわ!!』

「お母様・・・」

・・・・・うん、そうだよ。

本当は好きじゃなかった。

ただ、お母様の遺言を守りたかった。

大好きなお母様の遺言を。

-----------------貴方をこえる愛など・・・どこにありましょうか。

『探しなさい。

 わたくしの為ではなく、自分のための恋を。

 そして叶えなさい。』

そう言うと、お母様は暗闇に行ってしまった。

「お母様!!

 行かないで!!

 もっと話したいことがあるんです!!」

必死で追いかけるが、紅葉は追いつかなかった。

「ハァ・・・ハァ・・・

 おかあ・・・さま。」

パチッ

私は目を覚ました。

「なんだ・・・夢か。」

でも、何故か体中に汗をかいていた。

「・・・?」

でも、そんなこと私はまったく考えなかった。

前のノートしか見ていなかった。

「とりあえず、今は勉強しよう!!」

-----------------------お母様。

私は必ず自分のための恋を探します。

だから、安心して眠っていてくださいね。