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Re: †妄想プリンセス×女装腹黒プリンス†  ( No.98 )
日時: 2011/06/07 22:36
名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: 2romsaeA)
参照: 夢みれば絶対叶うよ! きっと未来は明るいね☆

第44羽                      あああ! 何がどうなってんだか! もう!!

[知んないってどういu[雫も証明よろしく☆]

[何のだよ・・・。]

[いいからさ〜!]

『え〜あ〜もしもし?』

「あ、水?」

『なんだか知らないがな、証人だ。』

「はぁ?」

意味が分からなくなる。

『で? 何の証明をしてほしいんだ?

 なんか頼まれたはいいが・・・用件がよく分からなくって。』

「門の前に居たかどうかだよ。」

『門って・・・エナメール??』

「そだよ?」

『ああ・・・いや、そうなのか。』

「?」

『電話切れ。』

「はいィ〜?」

『いいから電話切れ。』

「・・・分かったよ。」

 ピッ

 電話を切った。

 そのとき背中に温かいものが乗ってきた。

「お前、こうようだろ?」

 耳元で囁かれる甘い声。

 その声に反応して、一瞬で顔が真っ赤になる。

「し、ずく?

 な、に?」

「だーかーら、電話の相手の水は俺だ。」

「え・・・

 えええええええええええ!!??」

 驚きすぎてパッと離れる。

「そんなに驚くことか?」

「お、驚くよ!

 だって雫だよ!? 水餃子だよ? 亡霊だよ? 落とし穴だよ?」

「お前・・・いつにも増して馬鹿丸出しだぞ。」

「ひ、え〜〜・・・同姓同名じゃなくて本人なのか・・。」

 ってことは・・・雫と間接接近だよ!

 これはもうハッピーエンドだよ!

 鼻血どころじゃないよ! 脳内出血で死んじゃうよ!?

 いや、今なら死んでも悔いはない!!

「じゃあ死ね。」

『プワ〜』

魂が抜け出して天界へ向かおうとする。

「ああ! ほんとに魂が!」

あっちへ行った!

「・・・ナレーション・・作者かよ。」

あれ? なんの冗談かな?

「あ! 窓が開いてる!」

そんなこんなで騒がしい部屋なのでした。