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Re: 小説カイコ ( No.115 )
日時: 2013/01/06 22:27
名前: ryuka ◆wtjNtxaTX2 (ID: geHdv8JL)


■世界観■

(第一話)
主人公高橋は、田んぼと川と森に囲まれた田舎、千葉県我島岡市に住む高校生。
キラキラと雨が降り続く、不思議な少女との梅雨の話。

(第二話)
陸上部のメンバーと子供向け人生ゲームをして、すっかり帰りが遅くなってしまった上に、電車で寝過ごしてしまった高橋。目が覚めると銚子駅。千葉県の東端じゃないか……
そこで出会う、中学時代の友人 拓哉。初めて近しい人の死を受け、迷い悩む高校一年生の夏。

(第三話)
高校の同級生と一緒に、両親の実家のある山形県西村山郡へプチ里帰りをした高橋。
変な青い服を着たおっさんに絡まれて、気が付いたら江戸時代に。なんてこったい。
作者の実体験を元にした話です。真っ赤な夕焼けが綺麗な秋の話。

(第四話)
ついに最終話。千年間秘めてきた土我さんの真実とは?最強にファンタジーな最終章をお楽しみあれ!!
早い雪が降った年に、また逢えると信じて。


■登場人物■

●高橋任史(タカハシ タカシ):主人公、陸上部、高校生。本気になると方言が出ちゃう。
●カイコ  :喋る蚕。のっそり動く。

【陸上部メンツ】
●鈴木国由(スズキ クニヨシ):時木の弟、悔しいぐらいイケメン。短距離。
●田中誉志夫(タナカ ホシオ):陸上部初の男子マネージャー
●小久保将輝(コクボ マサキ):制汗剤大好き男。ドS。潔癖症。中距離。
●飯塚一弥(イイヅカ カズヤ):メール魔。携帯を操る野生児。中距離。
●乙海 凛(オツミ リン):何かと絡んでくる女子。短距離。
●新条智美(シンジョウ トモミ):毒舌家。小久保とは幼なじみ。槍投げ。
●宮本里菜(ミヤモト リナ):宮本なのであだ名が武蔵。中距離。
●岡谷瑞生(オカヤ ミズキ):色白。別名 美白。小久保のことが大好き。若干のオカマ。長距離。
●山本昭良(ヤマモト アキラ):頭がいい。クールにキメてるがその実ママちゃん。長距離。
●張 立人先輩(チョウ リーレン):以外と可愛いもの好き。短距離&幅跳び。
●佐藤和尋 先輩(サトウ カズヒロ):勉強&運動万能、タラシ。短距離。
●金子涼佳先輩(カネコ スズカ):佐藤先輩の彼女様。中距離。
●渡辺先輩:名前しか出てこないお。
●津田先生:顧問の先生。雷管の煙の臭いが好き。

【クラス】
●柏木 杏(カシワギ アン):高橋の好きな子。オーケストラ部
●今井 衛(イマイ マモル):級長。チャームポイントは眼鏡。
●柚木朋祐(ユズキ トモヒロ):無口、なのに放送部らしい。
●川口ヨッシェル :学年一の美人さん、テニス部。
●荒木学人(アラキ ガクト):テニス部。生粋のボンボン。
●津田先生:陸上部の顧問、かつ、クラス担任。
●数村先生(カズムラセンセイ):数学の先生。あだ名は数っち。

【家族】
●高橋大季(タカハシ ダイキ):弟、中二、反抗期まっさかり
●高橋優羽子(タカハシ ユウコ):妹、小二、ウルサイ
●高橋礼夏(タカハシ レイカ) :高橋の母
●高橋パパ:若干だけの出番。カワイソス。
●衣田礼治(コロモダ レイジ):高橋の叔父、礼夏の兄、由紀子の父。
●衣田美雪(コロモダ ミユキ):高橋の叔母、由紀子の母。
●柚木由紀子(ユズキ ユキコ):高橋の従姉。礼治の娘。
●にゃん太/明杰(ニャンタ/メイケツ):高橋の家の猫。しかしその正体は…!

【その他】
●時木 杏(トキ アン):鈴木の姉、第一話でけっこう出てくる
●苓見土我(レイミ ドガ):カイコの知り合い。壁部屋師
●カイコ妹:そのまんまカイコの妹。詳細は謎。
●鈴木パパ:廃人。もともと美青年だったらしい。
●切崎拓哉(キリサキ タクヤ):高橋の幼馴染、中学の時に不良化
●切崎麻里(キリサキ マリ):拓哉の母、後編ではいっぱい出てくるよ!!
●柚木達矢(ユズキ タツヤ):柚木君のお兄さん。由紀子の夫。
●太一(タイチ):江戸時代の人。瓜谷村に住む。
●カイ(化衣):江戸時代の人。神蟲村に住む。
●弥助(ヤスケ):太一の友人。瓜谷村。
●ハツ(初):太一の妹。
●お婆:瓜谷村の蚕の世話女。世話女の中では一番高齢。
●青服:高橋を付け回す変なおじさん。その正体は…?
●蟲神(ムシガミ):高橋の両親の実家の氏神。
●遊黒(ユウコク):蟲神の妹、次女。黒蝶の姿で現れる。
●蛇姫(ヘビヒメ):蟲神の妹。三女。
●薬屋の主人:薬屋「点流堂」の主人。高橋に意味深なことを漏らす。
●佐野(サノ):カイコの過去のパートナー
●長谷川隆子(ハセガワ タカコ):カイコ妹の過去のパートナー。第一話でネット上で登場した長谷川は隆子の孫。
●折馬悠(オリウマ ユウ):八王子で偶然出会った少女。
●ギーゼラ=ヒルデガルト(Gidela Hildegard):土我さんの友人。魔女。
●由雅(ユガ):ちょくちょく土我さんの会話に出てくる人。正体は謎。
●黒い土我さん:ドッペルゲンガーとしか言いようがない……
●八岐大蛇(ヤマタノオロチ):日本書紀、古事記などにも登場!八つ頭の蛇の怪物。
●櫛名田比売(クシナダヒメ):日本神話に出てくる人の名前。かつての蛇姫の名前。
●安倍禰道(アベノネミチ):平安時代の陰陽師。
●村雨千春(ムラサメ チハル):高橋の隣のクラスの女の子。得体が知れないと有名。
●苓見雅敏(レイミ マサトシ):土我さんと一緒に写真に写っていた人。高橋の学校の卒業生。
●ハジキ:土我さんの産みの親。傀儡の一団の遊女。出産と同時に命を落とす。
●サユキ:土我さんの育ての親。四歳の時に離れ離れに。以後行方不明。
●人商人の男:途方に暮れていた土我さんをさらっていった謎の男。怖い。
●件(クダン):書いて字の如く、人面牛身の妖怪。不吉な未来を予言すると言われる。

……なんだか人物紹介が下の方に行くにつれて胡散臭いことになってる(笑)



【四章の用語解説】


クダンの予言→【件とは人面獣身の日本の妖怪。牛から生まれて人語を話す。絶対に外れることの無い不吉な予言を残すという。主に大災害の前に目撃例が増えると言われる。画像検索するとけっこう怖いのが出てきます。】

●オシラサマ→【東北地方じゃ比較的有名な神様。リアルに自分の山形の本家にもお堂があります。お白様とも書き、蚕の神または農業の神などと言われる。かつて馬に恋した少女が神格化されたものだとも言われている。この小説に出てくる蟲神様はこの神様がモデル。詳しいことは参照にのせたwikiで……。】

櫛名田比売クシナダヒメ→【日本書紀の表記では奇稲田姫と書く。日本神話の八岐大蛇退治の話で登場する。八岐大蛇ヤマタノオロチという大蛇に食べられる予定だった女の子。結局素戔嗚尊スサノオノミコトというまぁ簡単に言えば勇者……な人に助けられる。】

●草薙のクサナギノツルギ→【三種の神器の一つ。三種の神器とは、皇室に代々伝わるという宝物。ちなみに草薙の剣は壇ノ浦の戦いの際に、海に入水しなすった安徳天皇とともに海の底に沈んだとされる。つまり現存していないということ。】
 
●青い髪の女の人→蛇姫ヘビヒメ【灰色の土我さんの式。遊黒の妹。蛇の妖。】

●黒い髪の女の人→遊黒ユウコク【黒色の土我さんの協力者。蛇姫の姉。黒蝶の妖。】