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Re: 1人の少女と3人の狼  ( No.77 )
日時: 2011/06/18 21:28
名前: なーこ☆ ◆TRcpwJ9ILU (ID: x6z9HA8r)

☆2話☆


「うう・・。右京のせいで朝の目覚め方が最高に悪かった・・」


私が憧れる目覚め方は———



小鳥のさえずりとともに——目覚め——太陽の光を浴び——
高級な顔石鹸で顔を洗い———


「朝っぱらから何妄想してるんだ?ちびリリィ」



こ——この声は———



「玲・・・」



チッ——後で適当に説明しようと思ったのに——。



「玲お兄ちゃん。って呼べって言ってるだろ?ちびリリィ」



こいつは——いつも私のことをからかってくる最悪な兄貴。



「誰が言うもんかっ!!あんたのことをお兄ちゃんだとはいえないわよ!!!」



「おーおー。いっちょまえに反論しやがって・・体は成長してるのに頭は全然成長してねーな」



こいつ——自分がちょ————————っとだけ頭がいいからって———人のことをバカバカっていいやがって——。



「もう知らない!!!!!!!」



バタン



「もう・・あのバカ玲め・・・あっ、もうこんな時間・・学校に行かないと・・・」



私の学校はバスで一時間のれば着く。結構近い距離だと思う。



ブルゥ——



「あっ、バスだ・・・」



プシュゥ——パタン。



?「お前・・もしかしてリリィ?」



「え?」



私の名前を読んだ人の声の元へと私は振り返る——そこにいたのは——





                            *続く*