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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 1人の少女と3人の狼 ( No.88 )
- 日時: 2011/08/17 05:03
- 名前: なーこ☆ ◆TRcpwJ9ILU (ID: x6z9HA8r)
☆3話☆
「え?」
そういって、私は振り向いてみた。そこには、
「だ・・、誰ですか??」
私と、同じくらいの背の男の子が立っていた。
「俺は、葉月高校2年生。今日から空音高校に通う・・」
「えーっ!?ててててて、転校生!?先生から何もそんなこと聞いてないのに・・・」
いきなり呼びかけられて、意味深な言葉をいわれたにも関わらず、私は転校生ということに驚いた。
私が通っている空音高校はすごく頭がいい子が通う。私も中学では頭はいいほうだったけど、必死に毎日徹夜で勉強してやっと入れた。
その高校に途中から入るという事は、普通に受かった子達よりも頭がよくないといけない。
「葉月くん・・だよね?、すごいね!!!途中からこの高校に入るのはすごく難しいのに・・」
「まぁな。それより、あんたはなんていう名前なんだ?」
「私は、花椿リリィっていうの」
「そうか・・。ごめん。人違いだった」
「別にいいよ。でも、同じ、『リリィ』という名前の人違いってなんか珍しいねw」
「そうだな・・」
そんなことを話していると、バスが来た。
☆続く☆
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