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Re:    恋時計  +半実話+ ( No.13 )
日時: 2011/05/21 10:21
名前:  苺羅、 ◆m.d8wDkh16 (ID: xe6C3PN0)
参照:   ▼  修学旅行もうすぐだぁ〜〜





 第123話




 3月28日。今は、絶賛春休み中〜、あぁ〜こういうの最高。
 私は、朝から絵磨と、パソコンで会話をしていた。
 今日は、おばあちゃんちにいくまで、パソコンしまくるぞーっ!!


 心の中でそう決意したときだった。
 突然、部屋のドアがガチャっと開いた。



 「姉貴、変われ」
 「え、やだし」
 「いいから変わって!!」



 龍夜は、手に白い紙をもって。何か焦っていた。
 しょうがないなぁ……私は、パソコンのウインドウを閉じた。
 すると、龍夜が私を突き飛ばして、パソコンの前に座った。



 「……あっちいけ!」
 「え」
 「はよあっちいけ〜」



 龍夜があまりにうるさいので、私は退室。
 するとドア越しから、キーボードのカタカタ五月蠅い音が聞こえた。



 「ねぇ、龍夜なんなのあれ」




 リビングにいって、くつろいでる康義に聞いてみた。
 康義は、ゲーム機から私に視線を移す。





 「さぁ? なんか孝文君とかとメアド交換するとか、なんちゃらかんちゃら……」
 「メアド!?」




 メアド……ってあいつ、メアド持って無いじゃん。
 ってゆうか、孝文メアド持ってんの!? え、まぢで!?




 「なんか、amebaピグってやつを作るんだって……」
 「amebaピグ!!??」




 よく、CMとかでやってるあれ?
 私は「なんで突然……」と思っていると、龍夜がリビングに来た。





 「登録できたーっ! ひっほー!」
 「…………」





 龍夜はテンションMAXの様子。……よ、よし!
 私は、もう一度自分の部屋……パソコンのある部屋にいってみた。
 デスクには、白い紙が無造作に置かれていた。





 「……えっと、これだな、うん」






 そこには、慶一と思われる人物のメアドと、ピグのIDが。
 そして一番最後の行に「takafumimitsui」と書かれているのがみえた。



 「これだっ!!」
 「姉貴〜、そろそろばぁちゃんちいく用意しろって!」
 「うわっ、あ、ああ、あああうん」





 突然、龍夜が部屋にはいってきたので、私は慌てて紙を置いた。
 ……今、孝文のメアドが、チラッとみえたし。
 そして私は用意しながら、何事もなかったように装った。





 「龍夜、メアド作ったの?」
 「うん」
 「登録するために? 他の皆も?」
 「うん」
 「amebaピグやるの?」
 「うん、そうだって、もういいから」



 龍夜が不機嫌になってきたので、私はもう何も話さなかった。