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Re:    恋時計  +半実話+ ( No.230 )
日時: 2011/08/04 20:01
名前:   苺羅、 ◆m.d8wDkh16 (ID: xe6C3PN0)
参照:       文字数オーバーしたの初めてだΣ







 第158話





 周りが爆笑になったあとは、再びアナウンス。




 「次は、サッカー部です」




 すると、あのお昼番組のオープニングが流れ始めた。
 そして2人の男子がでてきて、踊り始めた。



 「おっひるやぁすみ〜はうきうきどっきん」
 「あっちこちこっちこち、い〜いともぉ〜」


 2人の男子が華麗に舞うと、サッカー部員がぞろぞろでてきた。


 「今日は、天見君がものまねをしてくれます」
 「はぁい!」


 みると、天見が元気良く飛び出してきた。
 ここで爆笑が起こる。


 「よし! 今日は俺、海パンになっちゃうよ!」
 「おお!」


 すると天見は、服を脱ぎ始めた。
 ……海パンじゃなくて、体操ズボン一丁。



 「……あー! 海パンじゃなくて、体操ズボンだぁ……下手こいたぁ〜〜〜〜!!」




 すると、あのすでにブームの去った、ピン芸人のテーマ曲が。
 でででん、でででん、でででん、でででん。




 「ひゃっはーっ!!」




 天見は、かなりの高さでジャンプ。
 同時に笑いと歓声があがった。


 「うぇ〜い! うぇ〜い!!」
 「あ、それ、あそれ、あそれそれそれそれ!!」



 天見はノリノリ。みんなもノリノリ。




 「海パンってゆったのに、体操ズボンだったぁ! でもそんなの関係ねぇ!
 そんなの関係ねぇ! そんなの関係ねぇ! はい、オッパッピー♪」
 「わぁあああああ〜〜!!」



 再び、笑いと歓声があがった。
 天見の役が終えると、タモリさんやくのひとが、でてきた。


 「はい、次は! 今話題のあのK-popアイドル、KARAにきていただきましたぁ〜!」



 すると、KARAの曲が会場中に流れ始めた。
 再び後ろを振り返ると、そこには……げ、なんじゃあら。








 黄色やら紫やらのロンゲのカツラ、へそちらファッション、あげぱん。
 そしてサングラスという、KARAとは程遠い、変な格好だった。
 それが5人くらい、ぞろぞろでてきた。




 「lalalalalala」



 変な集団は、舞台に立つと、踊り始めた。
 ぶっ、ちゃんとケツふってる!! でも、ぎこちない。
 でも、おもしろい!!



 「ね、ねぇねぇ!」
 「ん?」
 「あれさぁ……優——」
 「ゆうしぃ〜! いやぁああんかっこいいいいい」



 絵磨が言い終わる前に、愛可の大声が響いた。
 ……間違いない。
 あの、黄色のカツラで色黒のやつは、優志だ。




 愛可は立ち上がって、叫んで、興奮していた。



 「ぶっ……うっ、うぇ」
 「……? どうした? 香織」
 「……っ、無理っ……ぎゃははははあははははははははは!!」



 私は途端、大声で笑い始めた。
 みんなもかなり笑ってるので、バレないバレない。




 「ちょ、香織、ぶっ……あはははっ」
 「やばっ……はー、は−、うっ、だめむりぃい、優志ウケる、ぎゃはははははっは」



 そのあと、おなかが痛くなって、動けなくなった馬鹿です。