コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 恋時計 ＋半実話＋ ( No.299 )
- 日時： 2011/09/15 18:37
- 名前： 苺羅、 ◆m.d8wDkh16 （ID: S86U/ykR）
- 参照： ずっと前から彼のこと好きだった 誰よりも やっと私に来たチャンス
第173話
「ふふ……っ」
夏休み中の昼下がりの午後、私は自分の部屋にいた。
気持ち悪く微笑みながら、絵磨とこの前とったプリをみている。
……あー！ またプリとりたいな、遊びたいよ。
本当に、うちって受験生なんかしら。
そうおもいつつ、問題集に目を落とした。
……さっきまで結構やったんだよ。
でももう、今は無理！！
疲れるよね、普通に。
私は、気分転換にパソコンを開いてみることにした。
絵磨にメール送って、ピグでもしようかな。
そんな、気楽なかんじで、パソコンを始めた。
パスワードとIDをいれて、いつもどおりログイン。
さーて、今日はなんかしようかな。どうしよ！！
私は何食わぬ顔で、ピグ友一覧をみてみた。
——あれ！？
孝文が今、オンラインになっていた。アバターがカラーになってる。
これは、今この人がいるっていう証拠。
私の胸が、急に高鳴ってきた。
そして、ドキドキしながら、部屋にいくことにした。
……案の定、孝文は部屋にいた。
……やっばいやっばい、やっばいやばい！！
これはやばいですよ、ついに対面した！
とりあえずきたよボタンだけ押して、戻った。
……だって、他に誰かいたしね。
落ち着こう。
私はふかーく深呼吸をして見せた。
そして、気休めに違うピグ友の部屋にいくことにした。
しかし——
「あ、え」
その人の部屋に、孝文がなんとやってきてくれた。
……おぉ！！ なんで？ いや、嬉しい！！
「同じ場所に行く」ボタンがあるから、そこを押したのかな？
私は、少し震えながら緊張していた。
そして、孝文がついに、話しかけてきた。
——どこに住んでる？
「どこに住んでるって……え」
私は、緊張しながらも慣れた手つきで住んでる場所を打った。
……んー……てか、春椿ってゆったから、知ってるんじゃないの？
いや、でも他の県にも春椿ってあるし。
——りょうやのねえちゃん？
……お！ これは、早速正体がわかってしまったらしい。
まぁ名前本名で「KAORI」にしてあるし、ね。
私はつい嬉しくなった。
——うん♪
さぁ、なんてかえってくるか！！
そうワクワクしていると……
——あっ
「……あれ？」
孝文が一言残して、急に消え去ってしまった。
もう1回、ピグ一覧をみると、オンラインは消えていた。
……え？ なんで？
私は少し複雑になりつつ、絵磨に報告しようと思った。
すぐに終わったとはいえ、今になって嬉しくなってきたのだ。
……でもなんで、急にいなくなったんだろう？
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From:香織
チョtyとととおととああああふぃｇ７ｈｋふば、ふｖｌ、(どうした
さっき孝文がいて、ピグで喋った内容↓
(チャット内容のコピー)
↑なんか孝文いなくなった…なんでだべ
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返信は、しばらくして返って来た。
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From:絵磨
え、ちょっっっΣΣΣΣ
な、なにがあった孝文くんΣ
ていうか接触したんだ!!
なぜいなくなった←
しかも「あっ」てΣ
もっかい出会ったら「なんでいなくなったの？」って聞いてみたらどうかな？
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From:香織
なんか、うちが孝文の部屋はいれるようなって
いって、きたよして、別の人の部屋いったら
孝文もきて(同じ場所へいくってとこおしたんやとおも)
その会話して、消えた(ぇ
よし、ゆってみる(笑)
てか「あっ、」とか謎
うち嫌われてるのかしら(何
てかえま！！ピグきてくれ(ぇ
(実際のID)がうちのIDね！！
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From:絵磨
まじか!!!!
ドキドキしたしょ(ぇ
頑張れ
確かに「あっ」とか謎だねｗｗ
多分、まさかかおりがアメーバやってるとは思わなくて、びびったんじゃない？(ぇ
了解(｀▽´ゞ
まってなされ←
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From:香織
かなりドキドキしたっ←
ビビるｗｗｗ確かにそうかもしんなぃ
んでも「こいつたしかおれのこと好きだよな」→「うわぁああいやぁああ、逃げよ」ってことも考えられる(泣)
きてきてぇ
ピグで語りっちやで(何
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それから、私達はピグで語ることになりました……。
