零 憂鬱だと叫ぶ少年 例えば、全人類が今日滅ぶとしよう。俺はどんな反応をするだろう。喜ぶだろうか? それとも悲しむだろうか? 断言する。前者だ。 俺ほどこの世界を嫌っている憂鬱な野郎は他に居ないんじゃないか、そう確信しているが何か文句はあるか? あるなら聞くだけ聞いてやる。どうせ左の耳から入って右の耳から出て行くだけで意味はないがな。 嗚呼、憂鬱だ。