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Re: __青空プラネタリウム ( No.21 )
日時: 2011/07/18 17:31
名前: 圭 (ID: Q8MrRCmf)

**青春6ページ目『君と真夏日』**

あれから、何カ月経っただろう。
いつものように日和と登校して、
授業を受けて、
新しい友達とくだらない話をして、

そして放課後には、

君と屋上で笑いあう———


こんな日常が、当たり前のように続く。
そして今日も


「あ、真田君」
「おぅ、水原さん」

まず、屋上に入るとこの挨拶から始まる。

前は、緊張して名前なんて呼べなかったけど、
いつの間にか自然と呼べるようになった。

「暑いね」
「そうだな」

まぁ、それもそうだ。
季節は夏。
そして、今日は真夏日なのだから

「あ、風だー」

私の横をすり抜ける風は、生暖かかった
その風と共に空からの郵便物


「「夏祭り…?」」


夏の定番デートの一つでもある夏祭り。

———…一緒に行かない?

なんてね。


このワンフレーズにどれだけ勇気がいるものなのかを
彼は知らないのだ


「これ、一緒に行かない?」



私は、NOなんていう訳もないので二つ返事で言葉を返す。



気温はまだまだ上昇中。

————私の体温もまだまだ上昇する模様です。