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**青春7ページ目『君とプラン中』**

———…これ、一緒に行かない?

頭の中で何度もリピートされる。

「水原さん?」
「え、う、うんそうだね!?」


ボーっとしていた私の耳に彼の声が響く
話を聞いていなかった私はそれは必然で、意味不明な応答をする。


すると彼はクスリと笑い、丁寧に最初から説明してくれる


「だからね、お祭りの日は午後7時に桜公園の時計塔の下集合で」

「うん、わかった7時に公園の時計の下。」


こうして、夏祭りの計画たてが終わり、
夏休みが始まった。



夏祭り、浴衣着てこうかな
真田君の私服はどんなのかな

———…夏祭り、楽しみだな



私の鼓動と同じくらいうるさく蝉達が鳴く

私の体温と同じくらい高く日が照りつける

私の彼への気持と同じくらい入道雲が膨らみ続ける



なんだか、恋と夏は似ていて不思議な気分へと陥る




　　　　暑い夏の熱い恋には

　　　　　　
　　　　　　冷たいかき氷なんてどうでしょう…———