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Re: 星ケ峯吹奏楽部恋愛クラブ!! ( No.27 )
日時: 2011/07/17 18:27
名前: 葉月 ◆hEOT.8s97U (ID: LMtRhfuT)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

memorial11〜熱が生んだ奇跡〜

昨日から、瑛太先輩の考えるだけで胸が痛い。
想えば想うほど、胸が詰まるほど好き…
だけど、この想いはきっと届かない。
そう考えただけで涙出ちゃうよ…
あのあと、家に帰る途中、雨がどしゃ降り。
走りもせずに歩いて帰ったらやっぱり、熱が出た。

「当たり前だよね…そろそろ、薬飲まなきゃ。」

そう言って、リビングに降りたら置き手紙が置いてあった。
どれどれ…

≪麻莉へ≫
≪熱大丈夫か?どうせ、ご飯作れないので冷蔵庫に雑炊作って入れています。チンして食べて、薬飲んで寝ときな。領羽≫

「雑炊?意外に美味しそ…」

【ブルブルル…】

「こんな時間に携帯鳴るなんて…っあれ?2通来てる…こっちは明日香で・・って星南じゃん!」

[安藤星南]この子は、今北海道の私立高校に通っている。幼稚園からの同級生でもちろん、明日香も知ってる、大の親友だ。

≪麻莉っちへ≫
≪やっほ〜そっちでも頑張ってる?こっちでもメチャ×∞頑張ってるよ!!ところで、夏休み、そっちに帰ってくることになりました。出来れば1週間ぐらい、麻莉っちの家に泊まらせてくれない??あっ、出来たらでいいからね!!じゃ☆彡星南≫

「へぇ…こっちに帰ってこれるんだ…領兄に相談してみないとなぁ…っケホッケホッ。雑炊食べて早く寝よっ!!」



「…ピンポーン」

「…んん。誰よ、せっかく寝てたのにぃ!」

「はぁ〜い。」≪ガチャッ!≫

「大丈夫?」

「え、瑛太k!!」

最悪…寝癖で会うトヵ…とことんツイてないし、また胸が痛い…

「大丈夫!?領羽に熱って聞いたから…」

「だ、大丈夫です…っきゃ!!」

私は、玄関の段差に詰まづいた。

「!!」

そのまま、瑛太kと私は抱き合う格好になってしまった。

「す、すいませ…」

「もうちょっと、これでいさせて…」

えっ!?