コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 魔法学校へようこそ!! ( No.1 )
- 日時: 2011/06/12 13:59
- 名前: ゆき (ID: ySP8nr/s)
第二話 〜不穏な空気〜
あたしは、校舎に続くなが〜い なが〜い階段を登っていた。
「あーこの階段ホウキでひとっとびしたーい」
だけど、あいにくホウキを出す力なんてもうのこってな〜い
さっきまで寝てたから、まだ頭は、起きていないしー 太陽が眩しすぎて力抜けたし、で〜
「おはよう!!ユウカちゃん」
隣を、ホウキで通りすぎるクラスメートにあたしは、ボーッとしながら
「ぉはょー………」
と、返した
やっとの思いで階段の一番上までたどり着いた。
「なっ、ながかったぁ〜」
学校は、外見も中身もお城みたいな、造りになっているの!!
大きな扉は、5人がかりで開けてるとか…
学校のでっかいロビーを通って左と右
にある階段のうち左側の階段から教室へと、向かった
教室のドアを開けるとまだ来ていない人がほとんどだった
「おはよー!あれ?なんかみんな今日遅くない?」
「あっ!!おはようユウカちゃん」
「確かに今日みんな、おそいのよねぇ〜」
そういいながらみんな、ある人の席を見つめた、あたしもまた違う席を、見つめた
「なつきとまゆかも、まだきてないんだ…」
「うん あおいくんもね!!」
なつきとまゆかは、あたしの友達で、遅刻とか絶対しないタイプ
あおいは、なにげにモテるあたしの
幼馴染み
「にしても、なにがあったんだろうね?」
全員休みとか?
「あっ!!そういえばユウカ〜」
前の席のともなが、ニヤニヤしながら
こっちを向いてきた
「なに?」
「わたし、見〜ちゃたー」
「なにを?」
「今朝、列車乗り遅れるとこだったね!!」
みっみられてたぁ〜
「あっあれはぁ〜…」
あたしがどう言い訳しようか考えてたときだったともなが
「まぁそれは、どうでもいいんだけど」
どうでもよくないしあたしにとっては
「なんか、今来てない人ってホウキ通学の人ばかりじゃない?」
言われてみると確かになつきも、まゆかもホウキ通学だけど…
「あおいは、ちがうくない?」
「そうだよ!!あおいくん今朝の列車に乗ってなかったからどーしたのかなぁて、思ってたんだけど……」
えぇーなんでなん両も、ある列車の中から、探してんのー?…あたしには、その気持ちが全然わかんないんですけどーぉ
「まぁ、あおいくん最近よく遅刻するしねー」
恋のパワーおそるべし……
「ちょっとーユウカー聞いてんのー」
「聞いてるよー」
(本当は、きいてなかったけど)
丁度その時チャイムの音と、ともに先生が教室に、入ってきた
「ハーイみんな、席に着いてください」
その声と、ともにみんな席につく
「あら、今日は、お休みが多いわねー」
先生の言葉にともなが素早く反応し、「先生、今日みんな休みなんですか?」
と聞いた
「先生は、なにも聞いていませんが…」
先生は、なつきとまゆかの席を、見て
さすがに心配になったのか
「先生は、ちょっと連絡をとってくるのでみなさんは、先生がかえってくるまで自習していてください」
と、言い残し教室を出て行ってしまった。
だけど1時間目が終わっても先生が帰ってくることは、なかった。
あたしは、たった今降りだした雨に
不安を、覚えた