コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 魔法学校へようこそ!! ( No.17 )
- 日時: 2011/06/18 12:11
- 名前: ゆき (ID: ySP8nr/s)
番外編 〜なつき編〜
私は、いつものように朝早く起きて学校に行くことにした。
「いってきまーす。」
「「「いってらしゃいませ、なつき様」」」
今日も、メイドさん達がちゃんと仕事をしているなっと確認して
ほうきで空を飛んだ
私は、途中下を見てみると何やら困っている人がいたので下に降りてみた。
「どうしたんですか〜?」
私がそういうと、80歳ぐらいのおばあさんは、
「それが…畑に水をあげようと思ったんだけど水が重くて持てないの」
っと言った 見てみると、重そうなジョウロが置いてあった。
「途中まで魔法で水をやっていたんだけど半分もまかない内に疲れてきちゃって…」
歳をとるにつれて魔力が弱まっていくと言うのは、聞いたことがあつた。
私は、その話を聞かなくてもこう答えていただろう。
「じゃあ私がまいておくのでおばあさんは、やすんでてください。」
「いいの?」
おばあさんは、一瞬ためらっていたけど
「じゃあお願いするわ」
っと言ってくれた。
私は、得意の水魔法で畑に水をまいていたけど、こんなに晴れていたら私の魔力も、弱まってきちゃう〜それに畑が広すぎるわ〜 とてもじゃないけど無理ぃ〜
でも、この量を毎日おばあさんは、やってたんだし、私が言い出したんだから最後までやりぬかないと、
そう思っていたときだった。
「なつきー?なにしてんだー?」
聞き覚えのある声が私の耳に聞こえてきた。
そう叫んだ少年は、私の横に降りてきた。
「あおい、なんでいるのぉ〜?」
確か列車通学のはず………
「まぁいろいろあってな…」
言いにくそうに口をもごもごさせている、
「なっ なつきは?」
私は、今までのいきさつを、あおいに話した。
「ふ〜ん じゃあ俺も手伝うよ。」
っとにっこり笑っていってくれた。
「えっ!!いいのぉ〜ありがとう」
私がそういうと
「あたりまえだろ」
っていってジョウロを、両手で持って水をまいてくれた。
あれから5分後
「おばあさーん終わりましたよぉー」
おばあさんは、立ち上がって私達に深々とお礼を言ってくれた後
「このお守りを、もっておゆきなさい」
っとなぜか、私とあおいに1個ずつ
闇魔法のお守りをくれた、私達は、魔法の国に住んでるから本当にお守りって効くの〜でもこの時は、わからなかったは、何でお守りをくれるのか…
きっと、おばあさんは、わかっていたのね…この先私達に起こることが…
私達は、お礼を言うとほうきで空へと飛んでいった、おばあさんは私達が見えなくなるまで見送ってくれていた。
私達にも、おばあさんが見えなくなったときだった、異常空間があらわれたのは、
私とあおいは、必死で抵抗したけどさっき魔法を使って弱ってしまった子供の力なんかなんにもならず
呆気なく飲み込まれてしまった。
気づけば私達は、けっかいの中にいた。これは、闇の国の人が作ったけっかいだってすぐわかった、まがまがしい雰囲気を、出しているから…
その内私は自分の手の中に何か握られていることに気づいた、
(お守り?…)
ああ、さっきもらったんだっけ?
闇の国のけっかいの中や、城にいると、希望も、なにもかも、絶望的なものに変わるらしい
私は、しばらくお守りをボッーと眺めていた、不思議なことにさっきのおばあさん、ユウカちゃん、ママ、みんなの笑った顔が見えてくるような気がした。
私は、ハッとした。
闇のパワー、絶望感になんか負けちゃダメ!!必ず助けは、きてくれる!!
その時、授業で習ったことを思い出した。先生の言葉
『いいですかみなさん?
闇の国の魔法は、私達の魔法と逆に位置します。どういう意味かは、宿題にします。自分の力で考えてきてください。』
『はーい!!』
そうだ、先生が出した宿題の答えの意味は、逆の魔法を使うと逆の力が働いて魔法の威力が増すってことだ!!
そうなら、私がやることは、一つしかない
「我が国と共に統べる水よ!!今彼の望みを聞き入れたまえ!!」
私の周りに銀色に光る水があらわれそれは、渦を巻き私を包みこんだ
「心通音魔法!!」
お願い私の声みんなに届いてーーーー