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第十一話　〜闇の城潜入調査！！〜

まさかね…
「あーぁ　あおさちゃんってやっぱり意味不明〜」
それより、なつき達がここに居るんだったら早く助けに行かないと…
「よっし！！いこー」
そう言って足を動かした瞬間あたしの頭に
(でもどこに？)
って言葉浮かんできた。
確かに…どこに居るの？
あたしは、壁をペタペタ触ってみる。
「石でできてるぽいけど…正直窓とかがないと何階かも推測できないなー…」
(取り合えず歩いて調べてみるか…)
あたしは、ランタンをとって歩き始めた。
時々壁を照らして見る、けど絵しか描いてない…

10分後…
「なんでぇーーー！？」
あたしは、一人叫んでいた、
「何で、階段も部屋もないのよー」
どうすればいいの…
さらに歩き続けるとか…？
勘弁…
ふと、あたしの目にある物が見えた、
「あれ？」
一ヵ所だけ灯りが消えたランタンと、ランタンごと無くなっているところがあった、
「どうしたんだろ？」
近ずいて壁を照らしてみる…
「えっ？」


そこに描かれていたものは、あたしがさっき見たばかりの絵、
「なんで…？」
ランタンがないのは、あたしが今持ってるからで、灯りが消えたランタンは、あたしが持ってる時に消えてしまったやつってこと？
そう言うことになるけど…
「一周まわっちゃったんだ…」
あーあ　でも結局階段も何もなかったじゃない…
「どういうこと？」
後ろに目を向けて見る、
「ん？」
なんか気になるんだよねー
あたしは、後ろに歩き出したそして20歩も歩かない内にランタンが消えていて…壁にあの絵が描いてある場所に戻ってきた…
「えぇーーーーー」
つまり、あたしは10mの道のりをずっと気付かず10分間ぐるぐる回ってたわけで…

「なつき達は、どこにいんのよーぉぉぉぉー」