コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 魔法学校へようこそ!! ( No.53 )
- 日時: 2011/07/16 19:48
- 名前: ゆき (ID: ySP8nr/s)
第一話 〜花のカーニバル〜
炎天下の中ホウキをはしらせること1時間30分あたしは、完璧に疲れはてていた。
「暑ーい」
何でも、今週は体力アップ週間とか意味わからない事言って、学校への行き帰りは、ホウキ通学になるんだ…
それもあと2日、あと2日で夏の最大の楽しみ夏休みが始まるんだよね〜
「あー 楽しみ!!何しよっかな〜」
アイス早食いの新記録挑戦とか?かき氷の山っていうのも、できたらしいから行ってみたいしー それにそれに水の城にお泊まりっていうのはかかせないよね〜
あたしが一人“夏休みなにしよう計画を考えていたらいつの間にか学校に着いていた。
「あー 早く学校の中に入らないと暑さで脳が…」
「いかれる?」
突然聞こえてきた声にギョッとして後ろを振り返る
「おはよう ユウカちゃん」
「お前一人言でけぇーな…」
「なつき、あおい おはよ〜」
もぅ 暑さで怒る気力もない…
「? 早く校内に入ろーぜ」
「うん…」
あおいは、ほうきからヒョイッと降りると校内に続く階段を登っていく
「まさか… 階段って歩いて登るのー!?」
「えっ?ええ 体力アップだからね…」
勘弁してよ…
あたしは、一段一段重い足取りで登っていった。
「早くしろよなー」
あおいに嫌味を言われながらも、階段を登りきり校内に入った。
「「涼し〜い」」
あたしとなつきは、生き返ったーとか言いながら教室に向かっていく
「あおいー?なにしてんの?」
あおいは、壁に貼ってある掲示物を見ていた。
あたし達が近寄って
「何見てるの?」
っと聞いてみる
「ん…」
「えーっと 何々ー
グリーネの国の中央フラ…フロラ…フロールイスピ…えーっと…」
「フローラルインスピション通り…」
あおいが呆れたようにあたしを見て「バカか…」っと呟いた
「なんですってー」
「まぁまぁ 二人共
それよりこの貼り紙…
花のカーニバルのお知らせかしら?」
「そうみたいだな」
「花のカーニバル〜?
何それ?」
そう言うあたしにあおいは、花のカーニバルのお知らせが書かれている紙を一枚取りあたしに押し付けた。
「コイツには、俺達の口から言ったところでムダだ」
そう言うと教室に繋がる階段を登っていってしまった、
あたしは、押し付けられた紙を見る
【花のカーニバルのお知らせ】
日時:夏の10,11日
場所:グリーネの国の中央フローラルインスピション通り
今年も夏がやってきましたね〜
と言うことで今年も花のカーニバルを
行います!!
是非皆さんグリーネにお越しください。
出店は、もちろん 花の妖精の美しい舞いも見られます。
あたしは、紙から顔をあげる
いわばグリーネの国の祭りって事か…
あたしは、出店って言葉に注目していた。
(出店って何が出るのかな〜)
「いきたいな〜」
「そうよね〜 でもグリーネの国の人達の招待がなかったら行けないのよね〜」
「えっ!! そうなの?」
「うん、ほらここに書いてあるわよ」
■ただしグリーネの国の者に招待された人しか参加できません。
ご了承ください。
「何でダメなの?」
あたしは、教室の方に歩きながら聞いてみた。
「うーん 何でもグリーネの国の人が信頼してる人じゃないといけないとか…」
「何で?」
「もし、悪い人達が入り込んでグリーネの国の美しい自然を破壊されないためらしいわよ…」
「ふーん」
そういえばあたしもグリーネに行くときとかグリーネの国の門の所でパスポート見せないと入らせてもらえないんだよね〜☆
「大変なんだね〜…」
「ええ… とくに闇の国の人達には気をつけてるみたいね…」
そうこう言っている内に教室に着いた。
花のカーニバルか…言ってみたいかも!!