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第二話　〜カーニバルのお誘い！？〜

「おはよー」
教室のドアを開け教室に入る
「あっ！！ユウカちゃんおはよー」
まゆかが紙をひらひらさせながらあたし達に近ずいてくる
「ユウカちゃん　あのねー　花のカーニバルに一緒に行かなーい？」
「えっ！！　花のカーニバル！？」
「うん、嫌かな〜…」
「嫌も何も行くに決まってるじゃん！！」
あたしがそう言うとまゆかは、にっこり笑って「よかったー」っと言った。
「あっ！！なっちゃんも、行くよね〜！！」
「うん　ありがとう」
まゆかは、あおいの方をちらちら見てため息をついた
「あおいも、さそえば？」
まゆかは、なぜかあおいが好きなんだよね〜
「でも、一枚のチケットで2人までしか誘えないの…」
「えっ！！」
「じゃあ、私が…」
なつきがそう言いかけたとき
「いや、いいのいいの」
っとまゆかが止めた
あたしには、その気持ちがよくわからないけど、きっと誘いたいんだろうなぁ〜…
そんな事を考えていたとき
「ユウカさーん」
っと声が聞こえてきた。
声のした方を見てみると教室の入り口にりんかちゃんが立っていた
「どうしたのりんかちゃん？」
あたしが駆け寄って聞いてみる
「ユウカさん、これ何かわかります？」
りんかちゃんは、さっきまゆかが持っていたチケットをひらひらさせてあたしに聞いてきた。
「花のカーニバルのチケット？」
「あれ？知ってたんですか？」
「まゆかが持ってたから」
「あー　だったらもうまゆかさんと行く約束しちゃってます？」
「えっ？ う…」
そこまで言ってあたしの頭にある考えが浮かんできた
「ううん！！　約束してないよ」
なつきとまゆかが目を点にしてるのが見える。
「よかったー　ユウカさん一緒に行きませんか？」
「うん！！　ありがとー」
「では、詳しい事は帰って招待状を送りますね」
りんかちゃんは、にっこり笑って自分の教室に戻って行った。
「えっ！！ユウカちゃん！？」
「あたしは、りんかちゃんと行くからまゆかとなつきとあおいで行きなよ！！」
「えぇ〜　そんなぁ〜」
まゆかの悲しそうな嬉しそうな声を聞きながらあたしは、自分の席についた。
(まゆかとなつきとあおいか…)
なんか、考えると胸が痛くなってくる…
それにしても、りんかちゃんはどうしてあたしを誘ったんだろ？
チラッとなつき達の方を見てみる
あおいに何か話かけているきっとカーニバルのお誘いをしてるんだろう…
カーニバル　楽しみだな〜♪
りんかちゃんの家にお泊まりするんだろうしグリーネの国のお城ってどんなだろー♪
あー　早く夏休みこいー