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Re: 魔法学校へようこそ!! ( No.8 )
日時: 2011/06/16 22:37
名前: ゆき (ID: ySP8nr/s)

第六話 〜真相は!?〜

あたしは、誰もいない廊下を走って
ママが居るはずの応接間へと向かった。
部屋の、前ではメイドさんたちが立っていてあたしを見つけた瞬間
「あら?姫様お入りになられますかぁ?」
と、ほほえんできた。
「うん…」
あたしは、メイドさん達が開けてくれたドアを通ってママの所まで早足で歩いていった。
ママは、部屋の奥の玉座に座ってなにやら、資料らしき物を見ていた、あたしが入ってきたのにも、気づかないみたい…
「ママー」
あたしは、ママに呼びかけてみた。
「ん? ああユウカか…どうかしたか?」
あたしのママは、魔法がすごい上手なの〜☆
でも、美人でクールだから厳しい人って勘違いされやすいんだけど…
ほんとは、とっても優しいんだ♪
じゃなくてー…はやく何がおきているのか教えてもらわないと…
「実は、かくかくしかじか…」
あたしは、さっきあったことを全部話した。
「……………そうか… まぁお前に隠しても仕方のないことだから私も、話すと、しよう。」
「えっ?」
やっぱりなんかあったんだ…
「今日の朝のことなんだが…………」

バタバタバタ 広い廊下に、あたしの走る音だけが響き渡った、あたしは、ママの話を聞いた後すごい勢いで自分の部屋へと向かっていった、すると廊下の、向こう側からシルアが
「姫様〜 王女様とは、お話できましたか〜 私も、色々調べて来ましたけど、王女様から、何か聞きだせましたか?」
っと叫んであたしの元へ、走ってきた。
「うん!!…実は、」
「あっ姫様ここじゃちょっと…私も、部屋の方でお話したいのですが…」
「あっそうだよね!!」
あたしとシルアは、部屋へと走っていった。
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「じゃあ、姫様から何があったのかお話してください。」
あたしは、さっきママから聞かされた話をシルアにもした その話とは…
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「ユウカ、お前が聞こえたと言う声は、多分じゃなくて、絶対なつきだろう。」
「えっ!?」
「今日の朝グリーネ、クロール、ウォールの国がまじわる上空で異常空間があらわれたらしく…みんなそれに飲み込まれてしまったんだと我々は、考えているんだけど、その異常空間がどこに繋がっているかも、みんなが生きているのか死んでいるのかさえも、わからない状況なんだ」
「そっそんな…」
「でも、お前はなつきからの、テレパシーがきたと言ったな、だから今は、少なくともなつきの生存が確定された、私たちは、これから“そもそもなぜ異常空間があらわれたのかを、しらべて、我々自ら魔法で異常空間を、作り出し、どこに繋がるかは運にまかせて、みんなを助けに行こうと思うが
お前もくるか?」
「行く!!」
そう、即答したあたしにママは、優しくほほえんで
「じゃあ今から、1時間後に城の前でな」
っと言った
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「っと言う感じなんだけど…」
「そうですか!!まぁ異常空間ですと!!」
と、叫んでから「そうそう」と言いながら、
「なつき様は、今、強いけっかいの中にいると思われますわ!!」
「けっかい?」
「ええ、そうですわ、けっかいの中にいるから、テレパシーが遠くまで届いたんですわ!!」
「はぁ!?けっかいの中じゃあ魔法なんか使えるわけないじゃん!!」
あたしがそう言うとシルアは、目を、丸くして
「姫様学校で習いませんでしたかぁ〜?」
っと、言ってから「おかしいですわね〜」っと、付け加えた、
「じゃあ、私がお教えしますわ!!
けっかいの、魔法は基本どの国の人でも使えますが、種類や、威力、パワーがあきらかに凄いのは`闇の国´の人が使えるけっかいだけなんです。それで
闇の国の魔法といえば私達の、魔法とは、反対に位置する魔法ばかりなんです。
それに、けっかいの中は、異空間となっておりますから、闇の国の人がけっかいを張ったんだったらなおさら、
私達がいるところまでテレパシーをとばすことは、たやすいことなんですよ!!」
はぁ?今なんって言ったの?日本語しゃべってた?
闇の国がどうとかけっかいが張られてあるとか、もうチンプンカンプンなんですけどー
あたしが混乱してるのをみかねたシルアは、
「簡単に、説明しますと… 
闇の国の人が張ったけっかいの中で私達が魔法を使うと、逆の力が働いて魔法の、威力が増すと言うことと、けっかいの中だから魔法は使えないんですけど、心通音魔法だと、逆の力が働いているときにできた空間の隙間から漏れて、姫様に、届いたんだとおもいます っと言うことです。」
えーっと、それを、さらに簡単に言うと
なつき達は、今、闇の国の人が張ったけっかいの中にいて、あたしに助けをもとめているってことだよね〜?
それって、それって
かなりの事件じゃぁーーーーん
「学校が休みになるかも♪」とか考えてた自分が恥ずかしぃー
それよりも…
待っててね!!なつき、みんな、あたしが必ずたすけてあげるから!!