コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 金曜日(ほとんど)に出る三題話!みんなで書くページ! ( No.17 )
日時: 2011/07/03 12:51
名前: 北野(仮名) (ID: arQenQl7)
参照: もうゴールデンウィークのネタが尽きたんだ

今回は、作者の知り合いパート2のミッキーの作品



題名 サッカーゴール
効果音 禁固刑

毎日が単調な生活。刑務所とはそういうものだ。そのなかでも禁固刑はひどい。他の刑ならば、仕事中に仲間と話したり、仕事に専念して退屈をしのげるだろう。でも、禁固刑はその仕事すらない。殺されるわけでもないから、死への恐怖もない。ただ、毎日が単調で退屈なのだ。
そんな退屈な生活で俺たちは、だいたい二つのことを考えて暮らしている。1つは、俺には関係ないが罪を償って、刑務所をでた後のこと。それと、一年に一回の、囚人サッカー大会のことだ。
この大会はあるお偉いさんが、昔始めたことで、その時に俺もこの刑務所に来た。大会が今年で20周年だったから、俺も20年ここにいるわけだ。20年前は俺も、もう少しきれいなサ…
「ピンポンパンポーン.サッカー大会に出場する囚人はすみやかに中央グラウンドに集まりなさい。繰り返すサッカー大会に…」
そんなこと言ってたら、出番だ。この俺がいなかったら、試合が試合じゃなくなるってもんだ。
ドアが開いた。あぁ眩しい。久しぶりにグラウンドに行くとしますか
〓〓〓
「ガラガラガラガラ…」
「本当に使えるんだろうな、こんな古いの。まあ俺たちは文句言える立場じゃないか。」
「そーっすよ先輩。サッカーできるだけいいじゃないですか。」
「まあ、そうだな。それにしてもこのサッカーゴール重いな…」
「いや〜、ほんとおもいっすね。さぁ〜いきましょう。先輩。」
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓「ピー」
よっしゃ。始まった。そういや、俺の役目、まだ言ってなかったな。俺の役目はゴールキーパーより後ろでボールをとったり、効果音を、命懸けでならす役だ。まあ見てろ。おっ、ちょうどいいシュートがきた。きたきた、今だ。「カーン」…いい音だ。それにしても痛い痛い。まあ、これが楽しんだが…
「ピッ、ピー」
あー、今回はこんなもんか…。
もっと、ガンガンシュートしろよな…つまんね…
〓〓〓
「試合結果を発表します。」「0対0両者引き分けです。今回はどうでしょう」
「うーん、初めの方のあのシュートは惜しかったですね。ゴールポストがまたいい音でした。まあ、両者一年に一回と言うだけあって、とてもいい試合をしあいましたね。…。このサッカー凄すぎて、絵にしたいです。さっかーを呼びたいですね。」「…あっ、これはですね、作家とサ…」
「ありがとうございました。また来年。さようなら」

以上ミッキーくんでした〜