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　　　第6話　



　　　次の日



「でさぁ？咲が…」


「うんわ、また？」






　　また耳に入ってくる女の子たちの悪い噂話



　　年頃の女の子がよくやる陰口？



　　そんな時、いつも話題に上るのは「咲」


　　
　　ぎゅっと胸が切なくなる



　　そういえば咲は？








「この、馬鹿花っ！」




　　　庭にいた・・・。




「咲？」




　　　　くるっと振り返る咲





「優花姉〜〜〜〜！」




　　　　
　　　そして、突進


「なんで、あたしの花咲かないの？

　　
　優花姉のは芽が出始めてるのになんで？


　あの花馬鹿なの？ねえ馬鹿？」


　いつにもまして、幼稚。てことは


　すごく元気なんだ。←！？

「咲、お花は優しい言葉をかけながらお世話しないと…


　咲はいつもなんて言ってる？」



「『馬鹿、早く咲け』」



　　…おい。



「咲、「おおきくなあれ〜」って言って育ててあげな？」


「無理」



　　即答ですか！



「そんなお子ちゃまみたいなこと言ってたらもっと遅くなっちゃうよ」



　　かっちーん



「優花姉はいつもそうやって育ててるの？馬鹿じゃないのぉ？」



　　またもや、かっちーん


　


　　…いくら咲だからって、ねえ？



　　ここは（一応）教育者の立場からなにか言ってあげないと！



「もーちょっと、言葉を選びなさい！」



　　　強い口調でそう言った。


　　　
　　　咲に向かってはこんな大声出したことないんだけどな。


　　
「優花姉のバカ…」


　　　
　　　咲は表情を曇らせてそう言った。


　　　な、なんか凄い怒ってる




「優花姉こそ言葉を選べっつーうーの！バーカ！バーカ！バーカ！」


　　
　　　　　カッチーンカッチーンカッチィィィィーン!!!!



　　　　　優花、キれました。


　　
　　　　　はぁ…咲ぃ



　　　　咲が来たのは4年前。


　　　　19になるお兄さんと一緒に暮らしてたらしい


　　　　でも、どうしてだか理由は教えてくれなかった。


　　　　当たり前だけど…



　　　　大好きな家族と別れなければいけなかったんだ


　　　　咲は咲なりに、悩みみたいなものがあるのかな…


　　　　だから、さびしくてついそんな態度をとってしまうのかも


　　　　　





　　　　








「優花姉、ごめん」



　　　　え？咲？


　　　いつもにしてはかなり謝るのが早い！



「って、空！」



「優花姉、咲のこと怒ってる？」



　　　


　　　…見てたのか。





「…心配しなくていいよ。空は関係ない。


　咲の問題」



　　空は本当にやさしい子だな。そう思った。



「ねえ、咲のこと、嫌いにならないであげてね？


　咲には、優花姉と桃子しか、いないんだ」



　　　
　　　鈍感なのにそんな気配りができるとは、あっぱれかも




「大丈夫、咲にはほかにも大事に思ってくれる人、いるじゃない？」



「え？誰？」




　　　…君だよ君！やっぱ、、、。。。鈍感？



　　　　　　　　　　　続く



なんか、ｇｄｇっだし、話が進んでない…。

もっと、てきぱきできたらなぁ。