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Re: 好きになったら・・・ ( No.126 )
日時: 2011/11/13 19:30
名前: いちご ◆cBsnu.Uy4o (ID: 0vH/svqy)
参照: http://番外編も書きたい。

第6章 隣



「い゛〜や゛〜だ〜!!」
「んなこと佳子の力じゃどうにもできないでしょ」
「でもいやなんだもんー!」

春瀬佳子。
現在恋愛とは別のことで悩み中。

「定期テストなんて年2回でじゅうぶん〜!」
「すくな!」
「テストなんて消えろ〜っ!」
「はあ・・・しかたないなあ・・・土曜日アタシん家で勉強する?」

・・・・・は?

「美織様!今何て!?」
「2回もいわないし、馬鹿」
「する!します!行きたいです!」
「あー、分かった分かった!土曜日10時にうちね」
「はあーーい」

楽しみだなーっ。
まあ・・・勉強だけど。

私の悩み・・・それは、
定期テストです!


@教室
「でも佳子って頭いいよね?」
「馬鹿にしてんのかっ!?」
「良い方だと思うよ」
「莉子に言われたくない」
莉子は頭良すぎだから!
数学は特に!

・・・まあ、一部は私が勝ってると思うけどね!?
国語と、英語…だけか。

「まあ、1莉子、2佳子、3紗和、4美織ってとこじゃない?」
まあ・・・あれほどサバサバしてる美織は、勉強苦手らしいけど。
成績悪くないよね?

@土曜日
「おじゃましまーす」
「おおー!佳子ー!」
「美織んち久しぶりー!」
「勉強しよ、ね」

-数分後-
「ねえ、佳子」
「なに・・・?」
「告らないの?」

・・・え?
美織が言い出すなんて・・・
「今は無理だよ、未希ちゃんと仲いいんだよ?」
「そんな事・・・これからどうすれば2人が仲悪くなるわけ!?」
「え・・・」
「今仲いいから告るんでしょ!?これ以上仲良くなって付き合ったりする前に!」
「美織・・・」
「はっきりいってあの2人の仲を引き裂くのはキツイ。だったら、佳子があれより仲良くなればいいんじゃん!」

そっか。
美織すごい。

「ありがとう、美織!」

このあと私は、色んな意味で勉強に集中できませんでした。
あさってまた、学校に行くなら。
もっと時間が早く過ぎてほしい。