コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 好きになったら・・・ ( No.4 )
日時: 2012/05/07 18:48
名前: いちご ◆cBsnu.Uy4o (ID: 0vH/svqy)



「—————あ、着いた」

1−3とはっきり書いてある教室に足を踏み入れた。

今年はラッキーだったみたいで、運よく仲の良い 河合 莉子と同じクラスになれた。

ああ、今日と言う貧血で私の教室一番乗り記録は終わった。
なんて空しい終わり方なんだ。

教室にはほぼ全員いて、知らない顔も少なくなかった。
そして席に付いた瞬間、

「あ、隣なんだ」
聞き覚えのある声がした。

「あ、よろしくね」
・・・っていつから敬語崩壊してんだ私。

休み時間。

「ねえ莉子、運命だと思わない?」
「あー、思う思う」
私が話す事に、莉子は興味なさげ。

「桐原君ちっちゃいから何か・・」
「先生もそう言ってたけど、私は普通だと思う!」
「それはお前がちっちゃいから目線的にだろ」

う・・・まあ、そうなんだけどさ。

「それに本気で狙ったらねえ・・・」
と、言いかけて莉子はやめた。

何なのさ・・
気になってしょうが無かった。