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亮太side

嘘だろ　さやか!
どうなってるんだよ



１時間前

「お願いします」
今日もレッスンがあるから事務所に来ていた


そこであったのは
ブルースカイの先輩方
あいさつをしてスタジオに向かおうとした


ガシっ
腕をつかまれた

おそるおそる顔を上げると



「姫野さやかと一緒に仕事したくないか？」

なんで先輩がさやかのことを


一緒に仕事？



「一緒にする方法があるんだよ」


「でも　さやかはスターレッドですよ」
そうだ　そんなうまい話あるわけがない


「それがあるんだ」
それは・・・






「夏のコンサートだ」


夏のコンサート？


「そこで　スターレッドと対戦する
　勝てば姫野さやかと一緒に仕事ができる」

でもブルースカイは恋愛禁止のような

「恋愛禁止じゃないですか
　それじゃあばれてしまいます」


「俺に任せておけよ
　俺の親父は社長の補佐役なんだ
　頼めば　大丈夫だ」

その時俺はだまされているとは知らずに


コンサートまで頑張ろうと決めた