コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: アイドルですが何か? 1章5話 ライバル事務所 ( No.7 )
- 日時: 2011/06/24 21:03
- 名前: 凛華 (ID: iddmSPeT)
あたしはついに長年の夢を叶えた
うきうきしながら2階のカフェへ向かった
ドン
「きゃっ ごめんなさい」
よそ見していた所為でぶつかってしまった
顔を上げると
王子様って感じの人がいた
よーく見るとその人は
Squashの高杉 裕人(タカスギ ヒロト)
だったのだ
「あ こっちこそごめんね
怪我してない?」
「あ はい
すいませんでした」
やっやさしい
でも、あたしは亮太一筋だもんね
「ううん じゃあね」
「あ はい」
高杉さんの第1印象は
優しい王子さま
おっとカフェで待ち合わせしてるんだった
急いで向かうと
コーヒーを飲んでる
赤星さんがいた
声をかけると
「あっさやかちゃん おかえり
どうだった?」
「ええと 無事アイドルになれました?」
「俺に聞かないでよ あはは」
そうだった赤星さんに聞きたいことがあったんだ
「赤星さん聞いてもいいですか?」
「うん俺で答えれるなら、どうぞ」
やっと気になってたことが聞ける
「まず1つ目
何故赤星さんはあたしの名前を知っていたんですか?」
「ああ それは、前に男の子と一緒に歌ってなかった?」
男の子と一緒に?
あ 亮太と歌の練習してたときだ
「はい 歌っていましたけどなぜ?」
「実は俺たちがその歌っているところを
見てたんだよ あまりにもうまいから」
でも なんで亮太だけカラフル?
「じゃあ何故亮太だけカラフルに?」
「カラフル? ああ ブルースカイの新グループね」
ブルースカイ?なんだそれ
「スターレッドとブルースカイはライバルなんだよ」
・・・ライバル
じゃあせっかく亮太を追っかけてアイドルになろうと思ったのに
仕事一緒に出来ないの?
「俺も2人とも推薦したんだけど、
ブルースカイに取られちゃって」
そうだったんだ
「でも 取り返す方法はあるよ」
「夏のレッドvsブルーって言うコンサートするんだよ
それで一般人には知られていないけど
何か賭けをしてやるんだ」
それか!!
「そのレッドvsブルーはどんなことをやるんですか?」
なぜか 知りたかった
やっぱりあたしは
亮太と一緒に仕事がしたい
「えっと去年は
だれが一番ドキッてすることを言えるかとか
かわいい・かっこいいと思うしぐさは
だったよ」
かわいいしぐさ
あたし全然そんなの分かんない
どーしよ
亮太と一緒に居たいのに
「さやかちゃん
まだまだ先のことだから
まずは 売れっ子になることだな」
気になって気になって仕方がないけど
アイドルって言う仕事を精一杯
したいと思った