ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

７話〜メロディ多しトランペット！！　やっぱ吹部の華なのか！？　(ちょっと恋バナあり)

「さぁ、2年、3年。練習練習！！　俺は親入部員に挨拶に行ってくるから。　トランペットはメロディ多し！これはまさに吹部の華、トランペットの一流になるためにここに来た人もいる！！　その中で、我々トランペットパートは今回の演奏でびしっとメロディを決めなきゃいけない！！そのために…」

「「「「さっさと行けやぁ！！」」」」
ペットパート全員からブーイングを受けたためリハ済みかと思われる正樹先輩の演説は終わった。(強制終了というべきか？)

しかし正樹先輩の言う通りほんとメロディが多い。　
これでこそトランペットだと言うべきかもしれないが…　正樹先輩。今のプレッシャーです(汗)

「…フウ。」

トントン。
「？」
「失礼しま−す。春嵐君いますか？」
「あっ、小町ちゃん。ちょっと待って〜今呼んでくる。」

嘘っ。　この一言でちゃんと練習やってればよかったとちょっと後悔してる。

「これ、廊下に春嵐君のもの落ちてたから…」
「ありがとう〜相変わらず可愛いｎ「もうっ、今先輩いるからっ！ともかくからかうのはやめてよ〜」
言わないどいたけど小町ちゃんの照れた顔にそうとうドキッとしてしまった。　　

「そうだ、ペットって今日メロディやるでしょ？」
「…うん。」
「いいなぁ〜私クラでもバスクラだから。あんましメロディ無いんだ。　メロディ頑張ってね。　じゃっ。」


「頑張って」
この一言で一気にやる気スイッチオン。
このあと僕がメロディを正樹先輩の言うとおりやったのは言うまでもなかった。

でも、今回ペットメロディ多くない…？
吹部の華！？なのだから仕方ないけど