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２０話　ＥＴＣパートイメージアップ大作戦！　ユーフォ編

「……もう、ＥＴＣパートヤバいね…」
「そうですね、真紀先輩。」
　
「みんなさ、この中で１年の時ＥＴＣパート希望だった人はいる？」
パートリーダーの発言に戸惑いつつも結局３、４人位しか手を挙げていなかった。

「真紀はなんで？」
「……えっ…だって「先輩、真紀先輩言いづらそうじゃないですか！！」
「黙ってて！これにはＥＴＣパートの未来がかかってるの！！」

「いや、別にいいんだけどさ…な、なんて言うか…まぁ、ちょっと言いづらいと言うか…まぁ、あんまり目立たない所をやるし…小さい楽器やりたかったから…」


「ふーーん。まぁ、その気持ちはわからなくはないな。………そうだ！！宣伝時間中にメロディを吹いているＥＴＣパートを見せればいいと思う！」

「えっ！？でも、それって相当曲を探さないと難しくはないと…」

「あるじゃん。」
由海がにやりとした顔で楽譜を見せると　みんなの目が驚いたと同時に凍りついた。　　
それは宇宙船艦ヤマトのバリチューバの４重奏だった。
しかし、これには去年のアンサンブルで予選ダメ金の苦い思い出があったのだ。


「でも…」
「これをやるしかない！！」


「「「やりますか！！」」」


早速宣伝タイムで演奏し見た所何人か立ち寄った。


「失礼します、先ほどの演奏凄かったです。　見学してｍ「ようこそ！ＥＴＣへ！」

「初めまして。黒縁美咲です。よろしくお願いします！」


まともな子来たぁぁぁ

「あなた何をやりたいの？」
「ユーフォニウムです。」
「♪♪じゃぁ、私が教えるね♪　私はここのパートリーダー西藤由海
ですっ！！　よろしくね♪」
「よろしくお願いします！！」


パートリーダーのあんな不気味すぎるハイテンションと笑顔は初めて見た…