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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 【ハテナ?】絶対神道ギリシアちゃん【第七話完成】【参照100 ( No.43 )
- 日時: 2011/08/31 13:59
- 名前: 王翔 (ID: 7W.y1FpB)
第七話
「てか、何なんですかアレ」
「悪魔、でいいですか?」
「いや……私が聞いてるんですが」
「悪魔で大丈夫です、多分」
「多分って、曖昧な……」
まともな返答をしないヘルメスに対し、ギリシアはため息をついた。
ヘルメスは、にこりと笑う。
「なかへ戻りましょうか。流石に懲りたでしょう?」
「う……はい、懲りましたよー」
ギリシアは、不満そうにしながらも返事をし、ヘルメスに続いて神殿のなかへ戻ることにした。
神殿に戻ると廊下に、一人の少女がいた。
肩ぐらいまでピンクの髪を伸ばし、紫色の瞳でどこかの騎士のような服装で腰に槍を携えている。
「こんにちは」
少女は、こちらに気づくとにこりと微笑み、あいさつをしてくれる。
「こ、こんにちは」
「私はアテナ。知恵と戦争の女神なんだけど──細かいことは、なしにしよっか。よろしく、ギリシアさん」
「よよろしくです……!」
ギリシアは、必死に話題を探した。
そして、
「あの……、その服とか槍って重くないですか?」
「全然。羽みたいに軽いよ? 何せ、生まれた時からこの格好ですから!」
「え……?」
そんな格好で生まれたんですか?
どういうことか、分からないですよ!?
「えーと、ギリシアさん。深く考えると意味分からないですから、とりあえず行きましょうか」
ヘルメスに促され、ギリシアは頷く。
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