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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 似てない双子 参照130突破!ありがとー!! ( No.42 )
- 日時: 2011/08/09 14:48
- 名前: ★逢夢☆ (ID: 2ft.mOaW)
更新がんばります><!!
〜10〜
「ちょっと亜琉、こっち来て!!」
そう言われて私は美鈴に手を引っ張られた。
そしてまたもや屋上へ。
「ど、どうしたの…?」
「ちょっ…あんた、まだ自分の気持ち分かってないの!?」
力のある声で美鈴は言った。
「自分の気持ち…?」
何が何だか分からない私の頭の中は真っ白。
「亜琉、勇真のこと好きなんでしょ!?」
「え——?!」
美鈴の言葉に私の頭の中はもっと真っ白。
それどころか、もう目の前も真っ白。
「ったく…どんだけ鈍感なの?あんたは…」
あきれたような顔で言う美鈴。
「でっでも、私勇真のこと好きなんて思ったことないよっ。ましてや、勇真は私のこと、オモチャとしか思ってないもん!」
「はぁ…」
美鈴は私の言葉に溜め息をついた。
「じゃぁ、自分で自分の気持ち見つけてみな。」
そう言って、美鈴は階段をタンタンと降りて行った。
「自分の気持ち…。」
屋上に取り残された私は、自分の気持ちをひたすら考えた。
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